<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ふーみんの徒然びぼーログ</title>
	<atom:link href="https://fumig2314-777.com/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://fumig2314-777.com</link>
	<description>Just another WordPress site</description>
	<lastBuildDate>Sat, 09 Sep 2023 01:49:49 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.9.4</generator>
<atom:link rel="hub" href="https://pubsubhubbub.appspot.com"/><atom:link rel="hub" href="https://pubsubhubbub.superfeedr.com"/><atom:link rel="hub" href="https://websubhub.com/hub"/>	<item>
		<title>【第８回】映画「レオン（LEON）」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_008</link>
					<comments>https://fumig2314-777.com/review_008#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 04 Mar 2023 15:03:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fumig2314-777.com/?p=334</guid>

					<description><![CDATA[私には将来、必ず行ってみたい街というのがあって、 その中でアメリカのニューヨークはかなり若い時からランクインしていた気がします。 そのきっかけってのいうは、いくつかはあったのかもしれませんが、 その一つがこの「レオン」だ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>私には将来、必ず行ってみたい街というのがあって、<br />
その中でアメリカのニューヨークはかなり若い時からランクインしていた気がします。</p>
<p>そのきっかけってのいうは、いくつかはあったのかもしれませんが、<br />
その一つがこの「レオン」だったような気がします。</p>
<p>大都会って意味では、東京も似ていて<br />
上京して、東京に慣れた今観てみると、<br />
切なさだとか、もの悲しさが胸に刺さるところがあります。</p>
<p>当人たちにとっては大きな喜怒哀楽も、少し俯瞰すると人や建物、喧騒に飲み込まれてしまい<br />
小さな問題になってしまうような、<br />
就職とともに上京してきた今の自分には、その虚しさが少し分かる気がして…</p>
<p>良い奴もいるんだけど、悪い奴ってのがやっぱり目に付いちゃって、<br />
いい思い出もあったはずなのに、困難な現実に飲まれてしまう。</p>
<p>私にとっては、現実に向き合う映画がこれなのかもしれないです。</p>
<p>救いの無さがブラックコーヒーの苦みのようにクセになる、そんな映画がありますが<br />
レオンもそんな映画の一つのような気がします。（ちなみに私はブラックは飲めない…）</p>
<p>本作は監督のリュック・ベッソンにとって、長らく構想を温めていた「フィフス・エレメント」<br />
を作成するための、製作資金を稼ぐために作ったとのエピソードがありますが、<br />
今だに日本国内、米国、フランスに根強いファンは多いようですね。</p>
<p>それでは、レオンのレビューです。</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">【レオン（LEON）】基本情報</span></h2>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『レオン（LEON）』</p>
<p>〇上映時間<br />
110分（劇場版）<br />
133分（完全版）</p>
<p>〇公開日<br />
１９９５年３月２５日</p>
<p>〇監督、脚本<br />
リュック・ベッソン</p>
<p>〇出演<br />
ジャン・レノ （レオン・モンタナ 役）<br />
ナタリー・ポートマン （マチルダ・ランドー 役）<br />
ゲイリー・オールドマン（ノーマン・スタンスフィールド 役）<br />
トニー （ダニー・アイエロ 役）</p>
<p>〇エンディング曲<br />
スティング『シェイプ・オブ・マイ・ハート』</p></blockquote>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">あらすじ</span></h2>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="wp-image-346 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_10-550x321.jpg" alt="" width="711" height="415" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_10-550x321.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_10.jpg 582w" sizes="(max-width: 711px) 100vw, 711px" /></p>
<p>ニューヨークで一人「掃除屋」を生業としていたレオンは、レストラン経営者で依頼主のトニーから仕事を受け、それらを完璧にこなす毎日を送っていました。</p>
<p>とある日、仕事から帰ったレオンは、アパートでマチルダを見かけます。彼女の顔に痣があるのを見て、<br />
「どうしたんだ？」と尋ねるが、マチルダは「転んだのよ」と返す。<br />
明らかに転んだ痣ではない様子の彼女は、レオンに「大人になっても人生はツラい？」と問い、これに「ツラいさ」とレオンは答えます。</p>
<p>これが二人の出会いでした。</p>
<p>マチルダは、実の父親ジョセフから虐待を受けており、継母からや、連れ子の姉からは冷遇される息苦しい日々を送っていました。</p>
<p>父のジョセフは麻薬の密売人。しかし、麻薬密売組織の麻薬を横領をしていることが、スタンスフィールドにバレ、追い詰めらます。</p>
<p>スタンスフィールドは、麻薬取締局の捜査官でありながら、裏で麻薬密売を始めとした、各種の犯罪の糸を引き、さらには自身も麻薬の常習者。本作の黒幕です。</p>
<p>その翌日、再びジョセフの元に訪れたスタンスフィールドは、ジョセフ達家族を次々に射殺し、<br />
ジョセフ自身も己が運命を悟り、反撃を試みますが、これを機に銃撃戦になり、マチルダの弟マイケルも巻き込まれて殺されてしまいます。</p>
<p>マチルダ本人はというと、買い物に出ており、この騒ぎの最中にはいませんでした。</p>
<p>しかし、アパートに帰り着くとこの様子。<br />
平静を装い自分の部屋を通り過ぎ、レオンの部屋に助けを求め、彼は悩んだ末、マチルダを匿うことにを決心したのでした。</p>
<p>一時匿いはしましたが、一匹オオカミにレオンにとって、マチルダは足手まといで厄介者であることは明らか。<br />
何とか説き伏せ、ここを出ていくように諭しますが、マチルダは出て行こうとはしません。<br />
何も持たない少女は出ていけばスタンスフィールド達に忽ち見つけられ殺されてしまうでしょう。</p>
<p>レオンの職業が「殺し屋」であることを知ったマチルダは、レオンの身の周りの世話をする代わりに、<br />
自分を居座らせ殺しのノウハウを教えることを提案します。</p>
<p>こうして始まった、時にほのぼのとした殺し屋と少女の同居生活でしたが、<br />
二人の生活を続けていくうちに、レオンの中にも温かいモノ芽生えていくようでした。</p>
<p>そんなある日、父が隠していた現金を探しに自宅に忍び込んだマチルダは、丁度居合わせたスタンスフィールド達の話を聞いてしまい<br />
弟を殺した組織の背後に麻薬取締局があり、スタンスフィールドがそのボスであることを突き止めてしまいます。</p>
<p>デリバリーを装い麻薬取締局に単身乗り込むマチルダは、スタンスフィールドに簡単に正体を看破され逆に囚われの身となってしまいますが、<br />
レオンもマチルダの置手紙を見て、麻薬取締局に救出に向かいます。</p>
<p>ベストを尽くした結果、マチルダの救出に成功はしたものの、<br />
レオンがマチルダの家族の復讐を始めていたこともあり、<br />
スタンスフィールドはトニー配下の殺し屋にその犯人がいることを目星をつけていました。</p>
<p>急速に接近する、スタンスフィールドとレオン達。</p>
<p>スタンスフィールドは、市警の特殊部隊を総動員し、<br />
レオンを追い詰めますが、</p>
<p>レオンも簡単にはやられません。</p>
<p>先行部隊を退けるも、まさに四方を囲まて万事休すの状態でしたが、</p>
<p>何とかマチルダだけは逃がそうと奮闘します。</p>
<p>逃げ道を確保すると、レオンを置いていけないと泣いてすがるマチルダに<br />
友人の観葉植物とともに脱出してほしい、一時間後にトニーの店で落ち合おう<br />
と約束します。</p>
<p>何とかマチルダを逃がすことに成功し、自身も傷ついた特殊部隊を装い脱出を試みます。<br />
しかし、これをスタンスフィールドは見逃しません。<br />
レオンがアパートから出る直前、背後からレオンを撃ちます。</p>
<p>倒れ込むレオン、風前の灯である彼を見下ろすスタンスフィールド。</p>
<p>しかし、レオンはただで死ぬ気はありませんでした。</p>
<p>自らの胴に巻いた手りゅう弾のピンをスタンスに預け、<br />
「マチルダからだ」と一言。<br />
スタンスフィールドも「クソッ…」と一言。</p>
<p>轟音とともに消し飛ぶ二人…、</p>
<p>また一人になってしまったマチルダは以前逃げだしたスペンサー学園に戻り、<br />
レオンに託された物静かなをが学園の庭に植え「もう寂しくないわよ」と呟くのでした。</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">キャストについて</span></h2>
<p><img decoding="async" class="wp-image-347 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_15.jpg" alt="" width="668" height="456" /></p>
<h3>レオン（ジャン・レノ）</h3>
<p><img decoding="async" class="wp-image-348 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_16.jpg" alt="" width="683" height="455" /></p>
<h4><span class="marker-under-red marker-under-blue">〇ジャン・レノが演技で心掛けていたこと</span></h4>
<p>殺し屋・レオンを演じるジャン・レノは公開当時40代半ば。<br />
13歳のナタリーの恋人としては無理があるように感じますが、<br />
ジャン自身はレオンを演じるにあたり、純粋さや子供っぽさに気を使っていたそうです。<br />
字が読めないなどの設定以外でも、言葉を探しながら話すような感じや、オフの楽しみである映画で少しはしゃぐ様子などは、<br />
なるほど上手いなぁと感じさせるところがありますね。</p>
<p>大人びた少女のマチルダと、人間的（知識的）に未熟なまま大人になってしまったレオンが互いに歩みよることで、<br />
『純愛』の面での不自然さ少し解消しているようです。</p>
<h4><span class="marker-under-red marker-under-blue">〇殺しのスキル</span></h4>
<p>冒頭、レオンが圧倒的な殺しスキルでマフィアを殲滅するシーンは、レオンの冷徹なヒットマンとしての凄みを印象付けるモノでしたが、<br />
中盤、終盤にかけて傷を負うシーンや、闇雲にマチルダの仇を取りに回る様子はこれと比べて、「レオンは弱くなっていった」なんて言われることもあるようです。<br />
確かに、完全無欠の殺し屋は、束の間の安息を得ることで、その牙を少し丸めてしまったのかもしれません。<br />
しかし、その替わりにレオンの心に芽生えた人としてのぬくもりは、忘れていた人としての幸せを思い出させていたのではないでしょうか。<br />
機械のように殺し屋の仕事をこなしていた時期のように、武器を使えなくなっていったとしても不思議ではないですよね。</p>
<h3>マチルダ（ナタリー・ポートマン）</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-349" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_18-291x350.jpg" alt="" width="514" height="618" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_18-291x350.jpg 291w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_18.jpg 509w" sizes="auto, (max-width: 514px) 100vw, 514px" /></p>
<h4><span class="marker-under">〇ナタリーの演技の見事さ</span></h4>
<p>本作が映画デビューとなったナタリー・ポートマンは2000人を超える候補者の中からマチルダ役を勝ち取ったそうです。<br />
デビュー作とは思えない演技力はいたるところに散見されますが、<br />
特に、悲哀や嘆きを演じるシーンには女優としてのポテンシャルを感じます。<br />
オーディションにおいて、ナタリーの弟の死を悲しむマチルダの演技は監督を唸らせるものだったとの逸話も納得です。</p>
<h4><span class="marker-under">〇大人びた性格と滲み出る幼さ</span></h4>
<p>自分の家で麻薬取締局による“捜査”が行われ、玄関先で実父が倒れているのを見るなり、<br />
素知らぬ顔で通り過ぎる機転は、序盤ながら年齢にそぐわない賢さを感じさせますし、<br />
今後の生活についてレオンと取引する姿はとても大人びて見えます。（さすがに“18歳”は無理があるとは思うが…）</p>
<p>しかし、TVでトランスフォーマーのアニメを見ている様子や、レオンと「役当てゲーム」ではしゃぐ様子はやっぱり子供。</p>
<p>映画全体を通して感じる不安定さを体現しているのは彼女なのかなと感じます。</p>
<h3>スタンスフィールド（ゲイリーオールドマン）</h3>
<div id="attachment_350" style="width: 635px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-350" class=" wp-image-350" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/ultraman_5-525x350.jpg" alt="" width="625" height="417" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/ultraman_5-525x350.jpg 525w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/ultraman_5.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 625px) 100vw, 625px" /><p id="caption-attachment-350" class="wp-caption-text">Businessman holding white mask in his hand dishonest cheating agreement.Faking and betray business partnership concept</p></div>
<h4><span class="marker-under-red">〇印象的な演技で魅了するゲイリー・オールドマン</span></h4>
<p>麻薬浸りの汚職捜査官を演じるゲイリーは、年を重ねた今でこそ、思慮分別のある役柄も多く演じていますが、<br />
当時、クセのある悪役を演じさせたら右に出る俳優はいないと言われていました。<br />
また、常に役に対する研究が徹底されていることでも有名です。</p>
<h4><span class="marker-under-red">〇スタンスフィールド（通称：スタン）としての魅力</span></h4>
<p>先述のように、ゲイリーの念入りな役作りと、確かな演技力に裏打ちされたこの役はとても魅力的です。<br />
部下は大事にするとか、女子供には優しくするとか、人知れず守っている信念があるとか、<br />
そういった「実は良い人」的な要素は一切ない徹底したクズっぷりなのに、<br />
なんかカッコいいんです。<br />
彼の真似をして、</p>
<ul>
<li>フリ〇クをスタンがヤクを決める時みたいにカリッとやる</li>
<li>すだれとか、のれんを両手ですうーっとやる</li>
<li>全員集合の号令は「エッブリワンッッッ！！」と言う</li>
</ul>
<p>みたいなことを、やってみた（やってみたい）人は案外多いのではないでしょうか。</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">ネタバレ・感想</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-351" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_19-522x350.jpg" alt="" width="679" height="456" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_19-522x350.jpg 522w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_19.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 679px) 100vw, 679px" /></p>
<h3>公開版と完全版</h3>
<p>映画公開されたものは、実は本来監督が公開したかった一部のシーンがカットされたものです。<br />
カットシーン22分が加わったものが『完全版』と呼ばれており、<br />
マチルダのより実践的な暗殺訓練シーンや、初仕事後の食事シーン、やや性的描写の強いシーンが<br />
含まれており、公開版と完全版を比べると二人の関係性の印象がだいぶ違ったものになります。</p>
<p>カットシーンは、刺激的である、不健全であるとの理由から、やむなく公開が見送られた経緯があるようです。<br />
特に「刺激的」とされるシーンについては、マチルダの親から猛抗議があったという話もあり、<br />
演者のナタリー自身も当時のこのシーンを回顧して、不快感を示すコメントを残しています。</p>
<p>個人的には、マチルダが初仕事後にレオンとレストランで酒を飲むシーンのマチルダが可愛くて好きなのですが、<br />
ここは未成年の飲酒シーンなので「不健全」といった判定のようです。</p>
<h3>ハッピーエンドか、バッドエンドか</h3>
<div id="attachment_352" style="width: 628px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-352" class=" wp-image-352" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_20-373x350.jpg" alt="" width="618" height="580" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_20-373x350.jpg 373w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_20.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 618px) 100vw, 618px" /><p id="caption-attachment-352" class="wp-caption-text">Good/bad, right/wrong, happy/sad, thumbs-up/thumbs down icons. Round and square icons with a smiley face, a sad face, thumbs-up and thumbs down symbols.</p></div>
<p>救いの無さがある種の魅力である作品ですが、<br />
考えようによってはレオンは救われていたのかもしれない、とも思えます。</p>
<p>市警や特殊部隊からの完全包囲の中、マチルダを逃がすレオンの表情は、殺人マシンの頃の顔では無かったし、<br />
生きてここを乗り切りたいという意思も感じられるようでした。</p>
<p>結果的に、レオンの脱出策はスタンに見破られ、生き延びることはできませんでしたが、<br />
自爆でスタンを道連れにし、仇を討てた事はある種の救いもあったとも言えそうです。</p>
<p>マチルダのこれまでの人生は、恵まれたものではなく、それゆえ少々歪んだ成長をしたところもあったかもしれませんが、<br />
彼女にとって、レオンとの死に別れは、普通に、平穏に、という意味では、<br />
良い方に働くのでないかと思わせるものがあります。</p>
<p>殺し屋としての未来に明るいものがある可能性はとても低い。<br />
そう考えれば、マチルダの学園での生活は作中で見出せる限りののハッピーエンドだったのかもしれません。</p>
<p>ラスト、マチルダの学園長とのやり取りで本当にあったことを話すシーンや、<br />
レオンに託された観葉植物を植えるシーンは<br />
過去との決別のようにも見えます。</p>
<h3>音楽・主題歌について</h3>
<p>映画の音楽はエリック・セラという、フランスの作曲家が担当しており、<br />
「ニキータ」や「フィフス・エレメント」といった他のリュック・ベッソン映画の他、<br />
「007 ゴールデンアイ」の曲付けで有名です。<br />
作中で流れる曲の数々も、旋律、音色が見事ですが、いずれもどこかもの悲しさが印象的です。</p>
<p>エンディングとして流れる<br />
スティングの「シェイプ・オブ・マイ・ハート」は<br />
寡黙なポーカープレーヤーを顕わしている曲のようで、直接映画の内容を顕わしたものではありませんが、<br />
醸す雰囲気は映画を象徴する曲といった感じですね。</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">まとめ</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-353 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/03/LEON_13.jpg" alt="" width="641" height="425" /></p>
<p>作中、レオンが友人だという観葉植物を「無口だし、俺と同じで、根がない」といいながら世話をする様子を見て、<br />
マチルダは「大地に植えれば根を張るわ」と言います。</p>
<p>ここまで散々だった二人の人生に、今後そんな安心や、温かみのある未来もあるかもしれないといった意味を、<br />
この時、マチルダ意図して言ったかはわからないですが、</p>
<p>こんなやり取りがあったからこその、印象的な結末があるのかなと思いました。</p>
<p>このレオン、ビターなエンディングに向けての下地や、伏線が、至る所にあるんですよね。</p>
<p>あ、このちらりカットもそうだ！このセリフも、こんなこと言わせちゃって、もう！<br />
みたいな、発見が見直すといくつもあります。（ただ、脚本は２、３日で書かれたという話ですが…）</p>
<p>好きに映画って、そうやってどんどん好きになって行っちゃうんですよねー</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それ、次のレビューでまたお会いしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://fumig2314-777.com/review_008/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第７回】映画「THE FIRST SLAM DUNK(スラムダンク)」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_007</link>
					<comments>https://fumig2314-777.com/review_007#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 02 Jan 2023 14:41:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fumig2314-777.com/?p=290</guid>

					<description><![CDATA[私が長年続けていることの一つに『週刊少年ジャンプを読み続ける』ことがあるのですが、それもぼちぼち３０年になります。 私がジャンプを読み始めた小学生の頃は、まさにジャンプの黄金期。ドランゴンボール、ダイの大冒険、ジョジョ、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>私が長年続けていることの一つに『週刊少年ジャンプを読み続ける』ことがあるのですが、それもぼちぼち３０年になります。<br />
私がジャンプを読み始めた小学生の頃は、まさにジャンプの黄金期。ドランゴンボール、ダイの大冒険、ジョジョ、幽遊白書などなど、今でも誰もが一度は耳にしたことがあるラインナップがひしめき合っている頃でした。</p>
<p>それまでスポーツと言えば、まだまだ野球、サッカーが多数派のこの時代にスポーツ漫画の代表作品として君臨していたのが「SLAM DUNK（スラムダンク）」でした。</p>
<p>真っ赤な頭の不良高校生・桜木花道がひょんなことから始めたバスケットで、人として、バスケット選手として成長し、個性豊かなチームメイトたちと強豪高校の選手たちと渡り合っていく姿は爽快でした。</p>
<p>自分が中学生に上がる頃にスラムダンクは、漫画としては佳境で人気大絶頂。スラムダンクをみて中学の部活にバスケットを選ぶ人は多かったです。（ちなみに私は軟式テニスで、スコート女子をニヤニヤ見てるオマセ系男子）</p>
<p>スラムダンクの映画化が発表された２０２１年１月当初は、やっぱり今更感があってあまり注目されていなかったような気がします。<br />
スラムダンクはアニメで印象を強く残している人も多く出、声優が一新されそのことも向かい風になっていた感じがありますね。</p>
<p>しかし、封切をしてみればそんな杞憂もどこ吹く風。ひと月で興収50億円を超えるヒットを飛ばしています。</p>
<p>そんな勢いのある映画「THE FIRST SLAM DUNK(スラムダンク)」をレビューします！<br />
ネタバレ有りですので、まだ見てない方は悪しからず！</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">【THE FIRST SLAM DUNK(スラムダンク)】基本情報</span></h2>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『THE FIRST SLAM DUNK』</p>
<p>〇上映時間<br />
124分</p>
<p>〇公開日<br />
２０２２年１２月３日</p>
<p>〇原作、監督、脚本<br />
井上 雄彦</p>
<p>〇声の演出<br />
仲村 宗悟 （宮城リョータ 役）<br />
笠間 淳 （三井寿 役）<br />
神尾 晋一郎（流川楓 役）<br />
木村 昴 （桜木花道 役）<br />
三宅 健太 （赤木剛憲 役）</p>
<p>〇オープニング曲<br />
The Birthday『LOVE ROCKET』</p>
<p>〇エンディング曲<br />
10-FEET『第ゼロ感』</p></blockquote>
<h3>あらすじ</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-316 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_4.jpeg" alt="" width="699" height="466" /></p>
<p>神奈川県予選を２位通過でインターハイ出場を決めた湘北高校は、大会前の下馬評を覆し、初戦の大阪・豊玉高校に勝利します。</p>
<p>本作のストーリーは、その次の試合となる高校バスケの絶対的王者『秋田・山王工業』との試合を軸に進みます。（単行本で言うと25巻から最終31巻までに当たります。）</p>
<p>原作を知っている方にとっては言わずもがなの名試合。</p>
<p>湘北高校は最初のワンプレーでアリウープを決め、会場を沸かせながらも、名実ともに桁違いの格上を相手に、何度も絶望的な点差をつけられます。しかし、そのたびに、三井のスリーで、流川の覚醒で、桜木のリバウンドで、湘北高校は諦めず食らいつくのです。這い上がってくる湘北高校の姿には、ジャンプ連載時に自分も震えたし、今読み返しても勇気がもらえます。</p>
<p>そんな名シーン盛りだくさんの山王戦に、原作では描かれることのなかった湘北高校のポイントガード切り込み隊長「宮城リョータ」の生い立ちを織り交ぜながら描かれているのがこの「THE FIRST   SLAM DUNK」です。</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">ネタバレ・感想</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-300 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_1-263x350.jpeg" alt="" width="462" height="615" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_1-263x350.jpeg 263w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_1-768x1024.jpeg 768w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_1-1152x1536.jpeg 1152w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_1-1536x2048.jpeg 1536w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_1-scaled.jpeg 1920w" sizes="auto, (max-width: 462px) 100vw, 462px" />　<img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-301 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_2-263x350.jpeg" alt="" width="462" height="615" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_2-263x350.jpeg 263w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_2-768x1024.jpeg 768w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_2-1152x1536.jpeg 1152w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_2-1536x2048.jpeg 1536w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_2-scaled.jpeg 1920w" sizes="auto, (max-width: 462px) 100vw, 462px" /></p>
<p>私は原作はリアルタイムで見ていたので内容は知っていたし、何んとなく観たネット情報から、山王戦がメインで描かれているらしい、ということは知っていましたが、それ以外は大した下調べも無しに、タイミングが合った時に、よしッ観に行こう！って感じでスラムダンクを観に行きました。<br />
なので、入館時におまけ的にもらったカード（上の２枚）の画が「宮城リョータ」だった時に、正直「なんだ、三井か、流川がよかったなぁ」なんて思っちゃったんです。</p>
<p>でも、周りを見てみると他のお客さんが持っているカードも、みんな宮城なんですよね。しかもこのカードの裏はどうやら小5のリョータらしくて…。</p>
<p>で、どういうことかな、って思って映画を観始めたら、沖縄から始まるわけです。❝宮城さん❞は沖縄に多い姓というのは知っていたので、あー、なるほどそう来るんか！？みたいな感じでした。</p>
<p>原作スラムダンクは主人公・桜木花道をはじめとした湘北高校の中心選手５人がそれぞれキャラが立っていて、みんな魅力的なのですが、その中で、宮城リョータ推し！って読者は少なかったと思います。<br />
リョータにはドリブルが早い！とか、ゲームメイクが得意ってのはあるんですが、他キャラの、ダンクがすげー！とか、スリーが超入る！ってのに比べるとやっぱ地味なんですね。リョータがシュートするシーンって数えるほどだったと思うし、漫画全体を見ても、見せ場は全体的に他の選手に比べると少なかったはずです。</p>
<p>そのリョータをこの映画の主人公に持ってきた！っていうのが、まず衝撃でした。<br />
映画を観た後、パンフやら、ネット記事やらで観てみると、リョータが原作内で十分描き切れなかったという感は、作者の井上氏自身にもあったようです。</p>
<h3>リョータの生い立ち</h3>
<p>幼少期のリョータは沖縄で両親と兄ソータ・妹アンナの５人家族で住んでいましたが、リョータ小5のある日、父親が亡くなります。家族思いの３歳年上（誕生日がリョータと同日）のソータは母を支えようと気張りますが、如何せんまだ中学生、母のカオルは途方に暮れなかなか立ち上がれません。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-317 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_9.jpeg" alt="" width="681" height="454" /></p>
<p>ソータは、地元バスケチームFIGHTERSの中心選手で、試合ではいつも目立っていました。そんな兄に憧れてかリョータもバスケに明け暮れます。同年代ではなかなかの腕前のリョータも、目標であるソータはまだ遠い存在。ソータも練習相手になってくれますが、憧れと、負けたくないプライドの狭間で揺れる気持ちに兄の気持ちに素直に応えられません。</p>
<p>そんなある日、リョータと練習をするはずだった、ソータは元々約束のあった友人達と海釣りに出るのですが…</p>
<p>成長したリョータは、バスケを続け兄の所属していたFIGHTERSのチームに所属していました。</p>
<p>上手さはあるけれども、ここ一番で気持ちの強さが出てこない感じ。さらには同じチームの中心選手だった❝あの❞ソータを兄に持つことから、どうしても比較されてしまいます。</p>
<p>海釣りで船に乗ったソータは、あの日、帰って来ませんでした。</p>
<p>夫に続き、長男までも無くした母カオルは打ちひしがれ、成長していくリョータとも上手く向き合えなくなっています。</p>
<p>ツラい思い出ばかりが残ってしまった我が家。カオルは、長年慣れ親しんだ沖縄を離れ、横浜に引っ越すことに決めたのでした。</p>
<h3>リョータ視点で進むストーリー</h3>
<p>原作では、がっつり一年以上をかけて描かれた山王戦です。この試合だけでも見どころは山ほどあるのですが、試合を描くだけではサッと流れるような単調な映画になってしまいがちです。</p>
<p>そこで、合間合間に各所に湘北メンバと湘北バスケの成り立ちが織り込まれるのですが、その視点がリョータを中心として描かれます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-319 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_8-550x332.jpeg" alt="" width="712" height="430" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_8-550x332.jpeg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_8.jpeg 563w" sizes="auto, (max-width: 712px) 100vw, 712px" /></p>
<p>リョータは、バスケを良く知っているゲームメイカーでクセの強いチームメイトを取り持つ意味合いも強いキャラです。（まぁ、リョータ自身も短気で喧嘩っ早い設定の問題児ではあるけども）</p>
<p>三井寿との馴れ初め（？）や、初め生意気扱いされながらも赤木から信頼を得ていく様子は、昔から知ってるゾ！組の自分からすると微笑ましい感じでした。</p>
<p>その他、原作では描かれなかった描写として、インターハイのために広島に遠征する前の晩、母親に手紙を書くシーンがあるのですが、そこで少しだけ母親に対するリョータの気持ちが現れています。生き残ったのがソータではなく自分であったことに申し訳なく思う、という内容で書き始め途中で丸めてゴミ箱に投げ捨てる様子に、少し泣きました。</p>
<p>山王との試合の様子も、リョータの感覚を通じたものが描かれているなーと感じる場面が数多くみられます。</p>
<h3>湘北も、山王もみんな魅力的♪名言も！</h3>
<p>とは言え、随所で滲むのは湘北の各選手の魅力。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-318 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_10.webp" alt="" width="653" height="435" /></p>
<p>私は、息子の名前に漢字を使っちゃうくらい三井寿が昔っからの推しキャラなので、へばって死にかけながらも渾身のスリーを撃っての「静かにしろい～」のシーンがちゃんと描かれているのは嬉しかったです。</p>
<p>勿論、河田にコテンパンにやられても湘北は負けないゾ！と踏ん張る赤木も、試合の中で成長していく流川も、リバウンドに目覚める桜木も、大事なシーンはきっちり描かれていると思いました。</p>
<p>ファンなら知ってる名言が各所にあるのも嬉しいですよね。</p>
<h3>味わいのあるアニメーション</h3>
<p>初の監督まで務めた井上氏ですが、漫画の味わいを活かした動画にこだわっていたようです。スタッフにもそれが伝わって作品に現れているなと感じました。</p>
<p>山王戦のラスト、「セリフのない例の回」は未だに伝説的ですが、あのスピード感と緊張感はしっかりと「漫画をアニメにした表現」として実現されていると感じました。</p>
<p>ただし、山王戦決着シュート時の桜木の名台詞は口パク。この映画では主役は、桜木ではないようですね。</p>
<h3>声優の総替わりについて</h3>
<p>声優が変わったことについては公開前から、結構盛り上がっていたようですが、私はテレビアニメを見ていた頃からだいぶ時間が経ていたためか、それほど気にはなりませんでした。</p>
<p>湘北の選手たちは、リョータ以外は主に試合でプレイ中の様子でしか描かれていませんし、長いセリフや、会話が重要になるシーンは比較的少なめの作品だと感じました。</p>
<h3>映画のテンポ</h3>
<p>テレビアニメはインターハイに出場が決定し、広島へ遠征に行く場面で終わるため、山王戦をアニメで、と切望する声はずっとありました。（私自身もっずっと観たかった）</p>
<p>原作終了後、25年を経ての映画製作の発表で山王戦が描かれると知って、『うぉーっしゃー！』と思ったファンは多かったのも納得で、なので、純粋に試合内容の再現を望む声も多かったようです。</p>
<p>だからなのか、純粋に山王戦の試合に特化したアニメを期待していたファンからは、試合の合間のリョータの過去が差し込まれる映画の構成はテンポが悪く感じるといった声もあるようです。</p>
<p>確かに２０余年前くらいの時期であれば、漫画作品としての熱が残っており、当時の声優陣で臨めたであろうなので、それもアリだったのかもしれないです。</p>
<p>しかし、観る層も今の若い人も意識しなければならない今となっては、それではマズい。原作者であり、監督を務めた井上氏だって人として25年を積み重ねた今、漫画をなぞるだけの動画にしたくないのも頷けます。</p>
<p>私自身としては、語り役（別に❝語る❞わけではないが）としてのリョータのエピソードが存在することで、作品に味わいが出て、バランスが取れた作品になったように思います。（流石メイキングが得意なポイントガード）</p>
<h3>ラストシーンについて</h3>
<p>山王戦の後日談として、アメリカに渡った山王のエース沢北と対戦するリョータが対峙するシーンが描かれます。</p>
<p>が、実力差から言ってありえねーだろ！おい！</p>
<p>との声が多数あります。</p>
<div id="attachment_320" style="width: 742px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-320" class=" wp-image-320" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2023/01/SLAMDUNK_3.jpeg" alt="" width="732" height="467" /><p id="caption-attachment-320" class="wp-caption-text">A Basketball with a chrome patina on a Red Table</p></div>
<p>山王戦の時点で渡米が決まっていた高校ナンバーワンプレイヤーの沢北のライバルは流川であり、アメリカで戦うのであれば流川じゃないかとの意見です。</p>
<p>まぁ、これも確かにねって感じもしますけど、いくらでも伸び代のある高校生の話ですから。</p>
<p>リョータだって、山王戦までに同じ神奈川県代表の海南・牧を始めとした数々のPGと対峙して成長してるわけですし、その後、さらなる成長があったとしても不思議じゃないです。</p>
<p>というか、映画を観終わった後だと、アレも良かったな、というのが個人的な感想です。</p>
<h3>OP・EDの曲について</h3>
<p>オープニングのThe Birthday『LOVE ROCKET』と<br />
エンディングの10-FEET『第ゼロ感』は、<br />
どっちも映画にマッチしていて最高にカッコよくて、</p>
<p>個人的に『第ゼロ感』の疾走感は快感ですねファンになっちゃいました。<br />
おすすめですよ！</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">まとめ</span></h2>
<p>良い作品は、時代を超えても色褪せず、それどころか成熟し、進化する。<br />
今回見た「THE FIRST SLAM DUNK」もまた、そんな映画でした。</p>
<p>自分が幼かった頃に好きだったものが、姿を変えて、さらに進化した姿で蘇るという場面に出くわすと、肌が泡立つような感動を覚えます。</p>
<p>あー、まだあの時の情熱は自分の中で死んでいないんだなー<br />
と、少し元気になれました。</p>
<p>原作を知る中年のアナタも、スラダン？あー聞いたことあるわーくらいのお若いあなたも、<br />
是非、映画館で観てみてくださいね！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>では、次のレビューでまたお会いしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://fumig2314-777.com/review_007/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第６回】映画「シン・ウルトラマン」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_006</link>
					<comments>https://fumig2314-777.com/review_006#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 09 Dec 2022 13:57:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fumig2314-777.com/?p=200</guid>

					<description><![CDATA[ウルトラマンについては正直なところ、あまり思い出はなくて、小学校低学年の時に「ウルトラマンタロウ」の再放送を見たことがある程度で、あとは円谷英二と出身が同じだったなーくらいで、特にウルトラマン世代との意識はありませんが、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ウルトラマンについては正直なところ、あまり思い出はなくて、小学校低学年の時に「ウルトラマンタロウ」の再放送を見たことがある程度で、あとは円谷英二と出身が同じだったなーくらいで、特にウルトラマン世代との意識はありませんが、この「シン・ウルトラマン」は楽しみしていました。</p>
<p>なんせあの特撮大好きで有名な庵野秀明率いるスタジオカラーの制作ですからね。</p>
<p>「シン・ゴジラ」はなかなか好評を得ていたし、エヴァンゲリオンなんかは私は本当にドハマりで、昨年シリーズ通しての完結となった「シン・ヱヴァンゲリヲン」では泣いたし、その❝シン❞シリーズの第３弾ですから期待しまくって映画を観に行きました。</p>
<p>庵野氏は変人が多いアニメーターの中でも随一、本当に妥協を許さない（自分の信じるモノを突き通す、という意味で）ことで有名です。彼が、半世紀以上たった今でも色褪せず進化し続ける「ウルトラマン」を手掛けるのだからそりゃ価値あるものができるに決まってるじゃないですか。</p>
<p>さらには、この豪華キャストですよ。各役どころに適材適所、魅力と実力を兼ね備えた俳優陣が勢ぞろい！</p>
<p>映画館画は観て来たけれど、確かに面白かったけれども、でも、やっぱり一回観ただけじゃ味わい尽くせないのが、憎いところですよねー</p>
<p>エヴァや、シン・ゴジラもそうでしたし、今回もやっぱりそうでした。<br />
じっくり観直したので、レビューを書かせていただきます。</p>
<p>良かったら読んでくださいね、<br />
ではどうぞー！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あ、そういえば最近、とある建設会社のCMが話題ですよね。<br />
この映画を観た後だと、もうあの二人の外星人にしか見えない（　＾ω＾）・・・</p>
<h2 class="secondary-box">【シン・ウルトラマン】基本情報</h2>
<div id="attachment_202" style="width: 786px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-202" class=" wp-image-202" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_2-525x350.jpg" alt="" width="776" height="518" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_2-525x350.jpg 525w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_2.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 776px) 100vw, 776px" /><p id="caption-attachment-202" class="wp-caption-text">The Great Orion Nebula gas and dust</p></div>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『シン・ウルトラマン』</p>
<p>〇上映時間<br />
113分</p>
<p>〇公開日<br />
２０２２年５月</p>
<p>〇監督<br />
樋口 真嗣</p>
<p>〇脚本<br />
庵野 秀明</p>
<p>〇出演者<br />
斎藤 工（神永 新二 役）<br />
長澤 まさみ（浅見 弘子 役）<br />
西島 秀俊（田村 君男 役）<br />
有岡 大貴（滝 明久 役）<br />
早見 あかり（船縁 由美 役）<br />
山本 耕史（メフィラス 役）</p>
<p>〇一押しポイント<br />
魅力的なキャスト陣による迫真の演技と、随所に見れる制作陣の思い入れ。<br />
あと、メフィラス山本の好きな言葉（と苦手な言葉）</p></blockquote>
<h2>登場！ウルトラマン</h2>
<div id="attachment_227" style="width: 813px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-227" class=" wp-image-227" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_1-467x350.jpg" alt="" width="803" height="602" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_1-467x350.jpg 467w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_1.jpg 479w" sizes="auto, (max-width: 803px) 100vw, 803px" /><p id="caption-attachment-227" class="wp-caption-text">Deathblow</p></div>
<p>ある日突然巨大不明生物が現れるようになった日本。</p>
<p>巨大不明生物「ゴメス」<br />
巨大不明生物第２号「マンモスフラワー」<br />
巨大不明生物第３号「ぺギラ」</p>
<p>次々出現するに対し、甚大な被害を出しながらも、官民総力を挙げて何とか駆除。<br />
超自然発生巨大不明生物に対し、<br />
政府は適性大型生物の呼称を『禍威獣（カイジュウ）』と決定。</p>
<p>適性大型生物第４号　飛翔禍威獣「ラルゲユウス」<br />
が出現するも、これを取り逃がす。</p>
<p>続々と出現する禍威獣の脅威に対し、政府は防災庁を設置。<br />
同時に、防災庁内に禍威獣災害対策復興本部を設立し、<br />
５名の専門家からなる禍威獣特設対策室、通称『禍特対（カトクタイ）』を設置。</p>
<p>適性大型生物第５号　溶解禍威獣「カイゲル」　出現に対し、<br />
禍特対初出動。</p>
<p>専門知識による対策と、自衛隊との連携により、カイゲルの駆除に成功。</p>
<p>続けて、<br />
適性大型生物第６号　放射性物質捕食禍威獣「パゴス」との対峙においても、<br />
禍特対の指揮にて駆除に成功。</p>
<p>そして、現在・・・</p>
<p>と、ここまでがプロローグ、ものの数分で紹介されます。<br />
まるで、エヴァンゲリオンのオープニングのごときテンポで大忙しですが、その分勢いがあり、<br />
いかにもスタジオカラーといった感じで、観る側のテンションをアゲてくれます。</p>
<p>そして、首都圏郊外に現れる第７号禍威獣「ネロンガ」</p>
<p>突如現れたネロンガは自らの姿を透明にする能力を持つ禍威獣でした。<br />
餌となる好物は「電力」。餌となる電力を求めて変電所を襲うネロンガはバリバリと電力を補給しますが、禍特対の対応で電力は断たれ、さらに貫通弾による攻撃を受けます。</p>
<p>しかし、これをネロンガは放電で迎撃、さらに怒り狂って周囲を無差別放電による攻撃を繰り広げました。</p>
<p>他の手立てを考える間に、他の餌場を求めて移動を始めますが、この時、神永がモニターから避難地区に一人の小学生が取り残されていることに気付きます。すかさず「保護に向かいます」と言い残し、神永が単身保護に向かう途中の最中、突如、大気圏外から正体不明の飛翔体が超高速で降下してきたのです。</p>
<p>飛翔体の落下によるとてつもない衝撃で、周囲の広範囲にわたって瓦礫が吹き飛びます。<br />
小学生を保護していた神永も巻き込まれ、この衝撃と瓦礫から身を挺して小学生を守るのでした。</p>
<p>これぞまさに特撮といったシーンが続きますが、ここで巻き起こる土煙の中現れる銀色の巨大人型生物がまた、カッコいいんですね。<br />
「よっ、待ってました！」と言わんばかりの登場シーンです。</p>
<p>今回のこの銀色の巨人、自分がイメージしていたウルトラマンよりもシュッとした細マッチョ的体系でカッコいい。謎めいた雰囲気に神秘さも感じました。<br />
（あ、ちなみに、この銀色巨大細マッチョが「ウルトラマン」と呼称されるのは、この後です）</p>
<p>予想外の展開に慌てふためく、禍特対をよそに、銀色の巨人はネロンガの前に立ち塞がります。<br />
強力な電撃ビーム浴びてもものともしない巨人に危険を察し再び透明化し逃亡に転じようとしたその時…</p>
<p>「巨人の体内に高エネルギー反応！」（ラミエルｗ）</p>
<p>銀色の巨人が十字に構えた手元から、光波熱線が発せられ周囲の山々とともにネロンガを粉砕したのでした。</p>
<h2>V.S.  禍威獣第８号「ガボラ」</h2>
<div id="attachment_228" style="width: 688px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-228" class=" wp-image-228" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_4-350x350.jpg" alt="" width="678" height="678" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_4-350x350.jpg 350w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_4-150x150.jpg 150w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_4-100x100.jpg 100w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_4.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 678px) 100vw, 678px" /><p id="caption-attachment-228" class="wp-caption-text">Dinosaur skeleton and fossil seamless pattern vector flat illustration. Prehistoric wild predator animals with stones, bones, traces. Medieval Jurassic monster wallpaper template decorative design</p></div>
<p>謎の巨人というまたしても新たな謎を抱えた禍特対の元に、公安調査庁より出向した浅見弘子が禍特対に加わり、神永とバディとして組むことになりました。</p>
<p>浅見は負けん気が強い性格で、気合を入れる時に自分の腰元をパンッを叩く癖があります。<br />
また、浅見役の長澤まさみさんはこのウルトラマンについて、神永やウルトラマンに対してある種の恋愛観や愛があるのでは、とのコメントを残しています。<br />
そういった想いが現れるのはもう少し後になるのですが、この少し癖のある役どころに自分の解釈を織り込みうまく表現しているのは流石です。</p>
<p>そして…</p>
<p>またしても山中に現れた第８号禍威獣に対し、現地合同対策本部で無人偵察機からの映像をもとに解析をする禍特対。浅見の禍特対としてのは初出陣の機会になります。<br />
進撃する禍威獣の後には放射性反応があり、以前現れた放射性物質捕食禍威獣「パゴス」との共通点が見つかります。過去甚大な被害を残したパゴスの痛烈な記憶が呼び起こされる中、禍威獣は「ガボラ」と命名されました。</p>
<p>ちなみに、この禍威獣に対する命名は防災大臣が付けているらしいです。が、作中で深く突っ込む人がいないところが逆に笑えます。</p>
<p>銀色の巨人の出現に備え、浅見がデータ収集班に指示を出しているスキに神永は対策本部を抜け出します。森の中を走りながら神永は銀色の筒状の装置らしきもののボタンを押すと、光と衝撃波の中から銀色の巨人が姿を現し、ガボラの元へ飛び去りました。</p>
<p>大型貫通爆弾の爆撃をものともせず進撃を止めないガボラ。そのガボラの元へ巨人は足元から降り立ち、不意打ちの回転蹴り（と呼んでいいのか…？）でガボラを吹き飛ばします。<br />
それにしても、この爆撃やら、巨体のアクションシーンは、本当にどのシーンを観ても素晴らしい迫力。本当にスカッとします。</p>
<p>掘削用のドリルで攻撃を仕掛けるガボラですが巨人はこれを躱し、ガボラを投げ飛ばしますが、これにガボラは激怒。放射能を伴う光線を巨人に浴びせます。</p>
<p>必殺の光波熱線を使わず、巨人は両手を広げ背後の核廃棄処理施設への被害を抑えようとしているようでした。それどころか、周囲に飛び散ると思われた放射性物質の浄化をしている様子さえ見えます。登場時の体表の赤いラインが、緑へと変化し、弱体化が伺われたその時、ガボラへ渾身の正拳突きを見舞うとガボラを撃破。</p>
<p>見守る浅見達を目に留めると、ガボラの巨体を抱え空へ飛び去っていきました。</p>
<p>身を挺し放射性物質を浄化したこと（ウルトラマン万能説…）や、やたらと決め技で木っ端微塵にしないところや、禍特対に対する一瞥、ガボラ持ち去り。知性を感じさせる銀色の巨人の振る舞いに、浅見は希望を見出すのでした。</p>
<p>そして、この事件の後、政府はこの銀色の巨人を「ウルトラマン」と呼称すると決めたのです。</p>
<p>しかし、この後登場する外星人たちも当然のように「ウルトラマン」と呼ぶあたりは、どうなんでしょうかね。ウルトラマン自身も「ウルトラマン」と呼ばれることを人類に合わせている感じだし、山本メフィラスとかもそれに合わせて「ウルトラマン」と呼んでいたのか。なんか、家庭内でお父さんがこの立場に立って自分のことを「お父さん」と呼ぶみたいでなんか面白いです。</p>
<p>平成ウルトラマン以降のウルトラマンとはパラレルだとしても、やっぱりウルトラマンは世代を超えて当然❝ウルトラマン❞なんでしょうか。</p>
<h2>V.S.  ❝ニセ❞ ウルトラマン</h2>
<div id="attachment_229" style="width: 774px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-229" class=" wp-image-229" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_5-525x350.jpg" alt="" width="764" height="509" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_5-525x350.jpg 525w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_5.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 764px) 100vw, 764px" /><p id="caption-attachment-229" class="wp-caption-text">Businessman holding white mask in his hand dishonest cheating agreement.Faking and betray business partnership concept</p></div>
<p>世間の注目が、ウルトラマンに集まり始める最中、<br />
禍特対本部・専従班室において事件が起きます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>電子機器が突如停電しデータがクラッシュしてしまったのです。<br />
暗闇の中、これまでの集積データを喪失したと焦り、取り乱す瀧と船橋。そこへ、異形の人型怪人が現れます。彼は自らを外星人「ザラブ」と名乗りました。</p>
<p>彼の発する怪光線とともに蘇るデ</p>
<p>ータ。彼は自らの進んだテクノロジーと能力を見せつけると、日本に対し平和的協定を持ち掛け、政府はこれに応じる姿勢を見せます。大隈総理はザラブと協定を結びますが、これを見た神永（というかウルトラマン？）は協定の内容から、ザラブの陰謀を察します。</p>
<p>人類に対して電子データを容易に操る高度な科学力を見せつけたザラブは、条約締結を契機に国家間で争わせ、人類を排除しようとしていたのです。</p>
<p>神永をウルトラマンと知るザラブは、神永を呼び出しまんまと拘束してしまいます。<br />
ウルトラマンの姿を装い、横須賀で暴れるザラブ。計略の障壁となるであろうウルトラマンを貶める作成でした。</p>
<p>さらには、ガボラ戦で変身する神永が変身する動画が世に流布します。</p>
<p>状況に畳みかけるようにウルトラマン（＝神永）を抹殺する提案を政府に持ち掛けるザラブ。<br />
しかし、一方のウルトラマンも伊達にIQ10000の頭脳を持っていません。（『<em class="hcV4Re nkGKTb">怪獣図解入門</em>』（著：<em>大伴昌司</em>）より）</p>
<p>事態を予測し、彼のバディ浅見へ変身用アイテム点火装置・ベータカプセルを託していたのでした。</p>
<p>再び、ザラブ扮するニセウルトラマンが街を荒らします。</p>
<p>廃ビルに監禁されていた神永の元に浅見が駆け付けます。これまで謎の多くいまいち打ち解け合えなかった神永に対し、正体を知った浅見が詰め寄ります。明かすに明かせなかった事情を彼女なりに察し、少しだけ解り合った二人。ザラブを倒してと頼んだ直後、今度は浅見がにザラブに捕まります。</p>
<p>浅見の目の前で変身するモノホン神永ウルトラマンは、すかさずザラブを蹴り飛ばし浅見を救出。<br />
優しく地上に下ろすと「安心して、任せろ」と言わんばかりのアイコンタクトです。</p>
<p>この一連のウルトラマンの振る舞いが豪快且つ、優しくて私は好きです。</p>
<p>そして、このザラブ戦は、主に空中戦。</p>
<p>大都市上空を飛び回りながら、時に墜落しそうになりながらのこの戦いも、なかなかの迫力。逃げ回るザブラの直下に、背面飛行でスッと現れ（観ててちょっとギョッとします）、スペシウム光線で遥か上空に吹き飛ばす様子に、ウルトラマンにこんな戦いがあるのかと思わせる一戦です。（私はウルトラマンを良く知らないのでなおさらです）</p>
<p>苦戦の末に、上空で八つ裂き光輪でザラブを真っ二つにしてこの一戦を制するのでした。</p>
<h2>V.S.  『私の好きな言葉です』もとい、メフィラス</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-230 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_6.webp" alt="" width="734" height="507" /></p>
<p>ザラブの一件を機に、『ウルトラマン＝神永 新二』が明るみになり、日本を含む世界各国が軍事利用を目的に神永の行方を追いますが、彼の行方は杳として知れず。一方、浅見も仕事場に姿を現しませんでした。が、彼女は突如として街中に巨大な浅見弘子が現れます。</p>
<p>その姿は間違いな浅見なのですが、その様子は催眠状態にでもあるように無表。困惑する民衆と禍特対たちが見守る中、巨大浅見は肘でビルの外壁をうち破り、まるで操り人形のような奇妙なポーズで停止してしまいます。</p>
<p>攻撃許可を得た自衛隊が攻撃を仕掛けようとしたその時、中空から何者かが話しかけてきます。</p>
<p>これはデモンストレーションであり、巨大化や強靱化はウルトラマンのみの技術ではないことを示すために行ったことだというのです。</p>
<p>巨大化した浅見について調査はが行われますが、何もわからないことが分かるのみ。物理と生物のエキスパートである、瀧と船縁は自らの至らなさに肩を落とします。そんな様子を見て、元気を出すよう肩を叩く宗像室長はまるで優しい父親のようです。</p>
<p>元気のない禍特対の傍らに、またも突如現れる人物。<br />
ここで、主人公役の斎藤ウルトラマンを超えんばかりの印象を残した「山本メフィラス」の登場です。</p>
<p>名刺を差し出しながらメフィラスと名乗るこの外星人は、紳士的姿勢で自らの援助により禍威獣や外星人の脅威から身を守る自衛計画を提案。ですが、英知でも武力でも外星人には敵わないことを見せつけ、人類を管理することが狙いだったのです。</p>
<p>また、メフィラスは神永の所在も突き止めており、とある居酒屋にて自らの計画を明かし、計画に誘いますが、すでに自分の半分は人間であり、神永として人類への愛情からその計画を否定。交渉は決裂します。<br />
なんの変哲もない居酒屋で、サラリーマン風の男が仕事の話をしているように見える（ある意味そうだけど）ところがまた斬新で面白いですが、<br />
ちなみに、撮影で使用されたお店は『浅草一文』という季節料理を出すお店だそうで、映画公開以降、❝聖地❞とされ、お客さんが絶えないそうです。</p>
<p>その翌日、<br />
屋外に設営された式典会場でメフィラスと日本政府との調印式が始まります。</p>
<p>正式に条約が締結し、異次元「プランクブレーン」に格納されていたベータ・ボックスを披露したその時、ウルトラマンが出現、ベータ・ボックスを強奪します。</p>
<p>ウルトラマンは、ベータ・ボックスに付着した数値化できないデータ、つまり、浅見の残り香を辿ってプランクブレーン内を直接探索、ベータ・ボックスのありかを突き止めたのでした。</p>
<p>この行為について、メフィラスは「変態行為」と表現しますが、実際に浅見の匂いを記憶する行為はそう言われても仕方がないもので、ネット上でもハラスメントと一部否定的な評価が見られました。<br />
（そう言われれば、先の巨大長澤まさみのシーンも❝必要以上にローアングルを攻めている❞との古声があり一部でセクハラ映画と揶揄する声がありましたね）</p>
<p>奪取したベータ・ボックスを禍特対に託すと、ここで❝どこか❞で見覚えのある政府の男が。<br />
彼に「<i>上手く質に取られたな…という状況なのだが</i>?Mr.<i>メフィラス</i>」と言われ、「アフターケアも万全です」とメフィラスはベータ・ボックスを点火、自らの実力でウルトラマンに対抗します。</p>
<p>山本メフィラスが、真のメフィラスに姿を変えたウルトラマンとの一戦…<br />
結構で鳥肌モノでしたね。<br />
エヴァンゲリオンを彷彿とさせるメリハリボディのメフィラスはまたスタイリッシュで恰好よく、巨大ボディ同士が投げ合い、ぶつかり合う迫力は、正に特撮って感じで最高です。<br />
（ここでのBGMもまたカッコいいので、ぜひ観て・聴いていただきたい）</p>
<p>メフィラスに弾かれた八つ裂き光輪が工場施設をザクザク刻む迫力や、光線の早打ちシーンなんかは、マジでシビレます。</p>
<p>ウルトラマンの弱点は、その変身の機構から長く戦えない点にあります。そこの弱点を突かれ、光線の打ち合いにとともに次第に消耗していくウルトラマン。</p>
<p>しかし、メフィラスはウルトラマンの背後の、新たな脅威に気付きます。<br />
メフィラスはそれが何かを瞬時に理解し、ウルトラマンへの警告とともに身を引くのでした。</p>
<h2>新たな使者と、天体制圧用最終兵器『ゼットン』</h2>
<div id="attachment_231" style="width: 840px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-231" class=" wp-image-231" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_7-550x275.jpg" alt="" width="830" height="415" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_7-550x275.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_7.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 830px) 100vw, 830px" /><p id="caption-attachment-231" class="wp-caption-text">Hurricane view from space. Elements of this image furnished by NASA.<br />/nasa urls used for this collage:<br />https://eoimages.gsfc.nasa.gov/images/imagerecords/85000/85996/blanca_rsc_2015155_lrg.jpg<br />(https://earthobservatory.nasa.gov/images/85996/hurricane-blanca)<br />https://www.nasa.gov/feature/goddard/2019/nasa-embarks-on-us-cross-country-expeditions<br />(https://www.nasa.gov/sites/default/files/thumbnails/image/earthexiiphoto1.jpg)<br />https://solarsystem.nasa.gov/resources/429/perseids-meteor-2016/</p></div>
<p>ウルトラマンの元に現れた新たな使者、名は「ゾーフィ」と言いました。</p>
<p>彼は、他生命体との融合という光の星のタブーを犯したウルトラマンに替わり、ウルトラマンの故郷『光の星』から新たに遣わされた、監視者であり、裁定者でした。</p>
<p>その姿は、作中巨大化することはありませんが、初めて現れたウルトラマンのように神秘的な雰囲気というよりは、不気味な雰囲気を漂わせています。<br />
彼の言うことには、ウルトラマン（故郷では「リピアー」の名前）が犯した禁忌とメフィラスの策略により、ベータ・ボックスを用いることで人類が光の星の戦士と同じ戦力になり得ることを、マルチバース（『あらゆる次元の宇宙』的な意）の全域に知られてしまったために、人類を今のうちに根絶する。そのために、天体制圧最終兵器『ゼットン』を用いるというのでした。</p>
<p>結構言ってることが滅茶苦茶ですよね。人類を滅ぼすため太陽系を吹っ飛ばす一兆度の火の玉製造マシンを使うなんて、かなりスケールのでかいアホです。人類には到底理解できないお方なのでしょう。</p>
<p>ゾーフィの手から放たれた掌に乗る程度の物体は、宇宙空間で巨大な兵器ゼットンに姿を変えていきます。このシーンもまたカッコいい。変形ロボとかにゾクゾクするタイプの方は喜ばれると思います。</p>
<p>ウルトラマンは地球を守るべく、ゼットンに挑みますが、電磁光波防壁の前にスペシウム光線も、巨大八つ裂き光輪もまるで歯が立たず迎撃され、海に墜とされてしまいます。</p>
<p>ウルトラマンが敗北した・・・</p>
<p>政府関係者に絶望感が漂います。<br />
しかし、挑む前に瀧と船縁に、ウルトラマンはベータシステムの基礎原理と高次元領域に関係する情報を託していました。人類は諦めない…、ウルトラマンは人類と生き延びる可能性を信じていたのです。</p>
<p>瀧・船縁が全世界の有識者たちと導きだした解は、<br />
ベータ・カプセルをゼットンの近くで点火することにより、別次元への入り口を開き、その瞬間に生じるエネルギーを利用してゼットンを別次元へ（殴り）飛ばす、<br />
というものでした。</p>
<p>しかし、その結果ウルトラマンも別次元に飲み込まれ並行宇宙を彷徨うことになるらしいのですが、それについては人類の未来が最優先であるとして、問題にしないとの神永ウルトラマンのセリフが男前です。</p>
<p>先のゼットンとの対戦による負傷から辛うじて立ち上がった神永ウルトラマンは、全人類の希望となるべく、再び変身します。<br />
浅見からの激励に対し「行ってくる」と答え、ベータ・カプセルを点火しウルトラマンに変身しますが、ここで初めてウルトラマンの変身シーンでお馴染みの「ぐんぐんカット」が使用されるあたり、庵野氏、樋口氏のこだわりを感じますね。</p>
<p>計画通りゼットンに突撃しつつ、ベータ・カプセルを再び点火するとともに、異次元宇宙にゼットンを放り込むことに成功しますが、ウルトラマンもまた異次元宇宙に閉じ込められてしまいました。しかし、ウルトラマンの人のために生きたいという想いが信号となり、その信号をもとにゾーフィがウルトラマンを見つけ出しました。</p>
<p>ゾーフィはゼットンを倒した人類の智慧と勇気に敬意を表し、残置するにとどめるとしましたが、ウルトラマンは人類と同化した罪を償うために光の星へ送還すると話します。<br />
しかし、ウルトラマンは同化した神永と危機が続くであろう人類のために残りたいとゾーフィに頼みます。その想いに揺るぎないものを感じたゾーフィは受け入れ、ウルトラマンと神永を分離し、ウルトラマンの命を神永に与えたのでした。</p>
<p>神永は人間として地球に帰還、禍特対の見守る中で目を覚ましたところで映画は終わります…</p>
<h2>最後に</h2>
<div id="attachment_233" style="width: 749px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-233" class=" wp-image-233" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_3-413x350.jpg" alt="" width="739" height="626" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_3-413x350.jpg 413w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/12/ultraman_3.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 739px) 100vw, 739px" /><p id="caption-attachment-233" class="wp-caption-text">A woman stands with her hands on her hips as she looks up at her shadow that is cast on the wall in front of her that shows her in a confident stance and wearing a cape.</p></div>
<p>ウルトラマンは1966年に登場して以来、50年以上にわたり日本人に愛されてきました。1966年といえば、日本は高度成長期の真っ只中、そんな中で育った子供たちは目まぐるしく進化する技術に、輝かしい未来に胸を躍らせたに違いありません。本作で総監修・脚本を担当した庵野氏もそんな時代に育った一人。庵野氏は学生時代に、自主制作映画としてウルトラマンを題材とした映画を作成し、公開していたそうです。</p>
<p>そんな庵野氏の特撮に対する思い入れは強く、今回の『シン・ウルトラマン』のような特撮に限らず、今までの作品の随所にそのエッセンスが盛り込まれているのを感じます。</p>
<p>シン・ウルトラマンを観た今、またエヴァやゴジラを観直したら新たな発見があるような気がしました。</p>
<p>何から観ようかなー</p>
<p>では、次のレビューでまたお会いしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://fumig2314-777.com/review_006/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第５回】映画「紅の豚」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_005</link>
					<comments>https://fumig2314-777.com/review_005#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 19 Nov 2022 02:24:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fumig2314-777.com/?p=153</guid>

					<description><![CDATA[ジブリについては２０２２年１１月から愛知でジブリパークの第一期エリアがオープンして話題になっていますが、私が大学生のころにも東京の三鷹にジブリ美術館がオープンし、話題になりました。 当時、大阪在住であるにもかかわらず、チ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ジブリについては２０２２年１１月から愛知でジブリパークの第一期エリアがオープンして話題になっていますが、私が大学生のころにも東京の三鷹にジブリ美術館がオープンし、話題になりました。</p>
<p>当時、大阪在住であるにもかかわらず、チケットを買って遊びに行った覚えがあります。その時はお金がなくて、行って泊まって帰るだけで精一杯。お土産らしいお土産も買えず、お土産コーナーにあった赤いサボイア（ポルコの赤い飛行機です）が買えなくて悔しい思いをしたのを思い出します。確か、４万くらいだったかな…</p>
<p>さて今回取り上げる「紅の豚」ですが、最初に見たのが、中学生の時でした。もう、その時から「なんでブタなのにかっけーんだっぺ！？（東北弁ネイティブ）」と思いましたが、今観直しても面白いんですね。そして、やっぱり、この年になって観てみると面白い！と思うところは変わってきますね。</p>
<p>とにかく、この映画『カッコいい！』『粋！』がいたるところに見つかります。</p>
<p>そして無粋なのは、いつも国や組織…</p>
<p>しかし、舞台は第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけての世界恐慌の時代。世界や、国という単位ですら大変だった時代だから仕方なかったのもかもしれないですね。</p>
<p>貧乏が当たり前、苦しくて人から奪うもやむなし、そんな激動の時代、みんなが生きることに必死だったと思います。初見の中学時代には気付けなかった背景にも思いを馳せたりしました。</p>
<p>前置きはこのくらいにして、それでは、昔の話でもしながらレビューを「」しょう！どうぞ！</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【紅の豚】基本情報・登場人物</h2>
<div id="attachment_155" style="width: 757px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-155" class=" wp-image-155" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_1.jpg" alt="" width="747" height="498" /><p id="caption-attachment-155" class="wp-caption-text">Piggy bank in love with red heart sunglasses standing on stack of money american hundred dollar bills on red background</p></div>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『紅の豚』</p>
<p>〇上映時間<br />
93分</p>
<p>〇公開日<br />
１９９2年７月</p>
<p>〇監督、原作、脚本<br />
宮崎 駿</p>
<p>〇声の演出<br />
森山周一郎（ポルコ・ロッソ役）<br />
加藤登紀子（マダム・ジーナ役）<br />
岡村明美（フィオ・ピッコロ役）<br />
大塚明夫（ドナルド・カーチス役）<br />
桂三枝(現：桂文枝)（ピッコロ社オヤジ役）<br />
上條恒彦（マンマユート・ボス役）<br />
稲垣雅之（フェラーリン少佐役）</p>
<p>〇一押しポイント<br />
兎に角カッコいい男の生き様と、健気で強い女性の生き様。</p></blockquote>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">主人公・ポルコと舞台</h2>
<div id="attachment_180" style="width: 711px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-180" class=" wp-image-180" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_2-525x350.jpg" alt="" width="701" height="468" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_2-525x350.jpg 525w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_2.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 701px) 100vw, 701px" /><p id="caption-attachment-180" class="wp-caption-text">Famous Navagio beach with shipwreck on Zakynthos island in Greec</p></div>
<p>アドリア海のとある孤島、ラジオから流れる音楽（「さくらんぼの実る頃」、たぶんイタリア語）、そして美しい海と空。</p>
<p>そんな魅力的なアジトでリラックスモード豚ポルコ・ロッソが一本の電話を取るシーンから物語は始まります。</p>
<p>主人公のポルコは賞金稼ぎで生計を立てる一匹オオカミならぬ、一匹ブタ。受けた電話も、空賊に狙われた客船を守ってくれというものでした。</p>
<p>商売道具で、彼の象徴でもある紅い飛行艇はこのごろ不調気味。エンジンからもオイルがひたひた漏れる様子ですが、そんな不調もなんのその、空賊マンマ・ユートを一掃します。</p>
<p>人質だった女学生（幼稚園児）を取り返したポルコは新聞上で英雄扱いです。</p>
<p>いつもポルコにいいようにしてやられる空賊は用心棒としてカーチスを雇います。</p>
<p>カーチスは、彼と同名の飛行艇「カーチスR3C-0」を愛用機とする凄腕のパイロットでした。</p>
<p>地位と名誉にあこがれる（でも、どこかに憎めない）カーチスは、さらなる名声のためにポルコを倒すために、空賊と手を組んだのでした。</p>
<p>ポルコの活躍と、ライバルのカーチスの登場を対比的に描く冒頭でも、随所にユーモアがちりばめられており、背景の恐慌時代を忘れさせるようです。</p>
<p>飛行艇乗りたちが集まるホテル「アドリアーノ」での一場面、ホテルオーナーのジーナを中心とした各登場人物とのやり取りも印象的です。ジーナはポルコが人であった時からの古い付き合いですが、この二人のやり取りがとても大人っぽくて、初見の中学生の時でさえ、素敵だなーと思ったのを思えています。</p>
<p>また、本作は当然ながら飛行シーンが多く見られるのですが、メインとなる飛行艇を大きく動かすのではなく、背景のアニメーションで臨場感を出す演出が上手いと思いました。メインの飛行艇（あるいは人物）がしっかり見ることができ、なお且つ、縦横無尽に飛び回る様子が表現されるの手法は素晴らしいです。</p>
<p>そして、音楽との一体感。冒頭から盛り上げが本当に上手いんだなーと感じさせられます。</p>
<p>次々に客船を襲い、ポルコを煽る空賊ですが、愛機が不調なせいもあり彼は一向に相手にしません。</p>
<p>そんな愛機を修理に、とミラノに向かう途中、ポルコは待ち伏せたカーチスの急襲に遭い、ポルコはあえなく墜とされてしまうのでした。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">『蘇る<b>サボイアS.</b> <b>21</b>』</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-182 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_3-1.jpg" alt="" width="701" height="467" /></p>
<p>その数日後、ジーナにアドリアーノにかかってきた電話はポルコからでした。カーチスの急襲に遭ったポルコでしたが、大きなケガもなく無事でした。</p>
<p>「程よく痩せた」などと軽口を叩くポルコと、本気で心配して損した、と怒るジーナ。ここのやり取りもまたちょっと洒落てて、ここでのジーナのセリフにある「桟橋の金具」は私の中では名言です。（勿論、人に向かって言ったことはないです）</p>
<p>翼を折られたサボイア（の本体）を、ミラノにある昔馴染みの飛行艇製造会社「ピッコロ社」に持ち込むポルコ。ここでポルコは、若い設計士フィオと出会います。</p>
<p>フィオはピッコロ社長の孫で、17歳の女の子。このフィオがまた可愛いいんですよねー。この時、ピッコロ社には男手(熟練の社員)は出稼ぎに出てしまい全くいません。設計は自ずとフィオが担当するとの流れに…しかし、年の若さから彼女の腕を訝しむポルコ。そのポルコに対する返事として「上手くいかなかったらお金はいらないわ。ね！おじいちゃん！」の言葉にピッコロのオヤジが「ワシの孫だ、上手くやる（に決まってる）さ」と重ねて返すシーンがありますが、江戸っ子かい！って感じですよね。なんだか、こちらまで元気になってくるようです。</p>
<p>前述の通り、男手が無いピッコロ社、飛行艇の製造過程も女性が担当です。親族総出で老若問わず女性ばっかり２０名くらい？？（2013年に公開されたジブリ作品の『風立ちぬ』とは対照的ですね！）</p>
<p>ここでもポルコは「パンケーキを作るんじゃねえんだがな…」と心配気味。しかし、彼の心配をよそに女性たちは働きます。生活が苦しいのはみんな一緒、女だって男に負ずに働きお金を稼がなければならないという意気込みがあるのかもしれないですね。</p>
<p>一方の男性陣、カーチスとやり合うために一層の飛行艇パワーアップが必要ですが、ピッコロのオヤジは❝とっておき❞をポルコに見せます。それは、新しいエンジン「フォルゴーレ」でした。カーチスのスペックに負けないエンジンについて、「出所は聞くな！」というあたり、ピッコロのオヤジもただの気がいい職人じゃない感が滲み出ていいですね。</p>
<p>ポルコの「デリケートなチューンはするな」といった注文に「ブッダに教えを説くな」というあたり、またまた江戸っ子です。</p>
<p>完成した新しい赤い飛空艇サボイアでしたが、ここはミラノのど真ん中。飛ぶとしたら、街中を入り組むように流れる（ドブ）川しかありませんでした。</p>
<p>危険な飛び立ちであるにもかかわらず、初めての仕事を完遂したいと、初フライトと整備士として付き添うことに引かないフィオに、ここでもポルコが折れます。フィオの座席の狭さに、機関銃を下ろすように言うポルコはなんだかんだ優しいんですね！って感じです。（だからモテるのかな…）</p>
<p>この飛び立ちのシーンは中盤のヤマです。</p>
<p>ここでもイカしたBGMが映画を盛り上げるのですが、ここで使われる曲が『狂気』がまたカッコいい！</p>
<p>私が予備校に通っていた頃、ジブリ映画でお馴染みで『紅の豚』でも作曲を担当している久石譲氏のピアノリサイタルを聴きに行った時、アンコールで演奏していたのがこの曲でした。</p>
<p>迫力と重厚さでお腹いっぱい大満足で帰った思い出があります。</p>
<p>この場面でも、映像と音楽の一体感が生み出す演出は素晴らしいと思います。</p>
<p>古い戦友フェラーリンが国側の立場でありながら内緒で、抜け道を案内してくれるあたりも何だかほっこりです。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">『パートナー：フィオ』</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-183 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_4.jpg" alt="" width="709" height="472" /></p>
<p>眼下に広がる美しいアドリア海の風景。</p>
<p>しかし、舞台は世界恐慌の真っ只中。作中の各場面で観ることができますが、人々の生活は楽ではありません。</p>
<p>「海も陸も見かけはいいがな、この辺りはスッカラカンなのさ」とか</p>
<p>「ぼってるんじゃねえ、持ちつ持たれつなんだよ」とか</p>
<p>こんなセリフに時代の暗さが見え隠れします</p>
<p>ポルコのアジトに無事帰り、ホッとしたのもつかの間、そこには空賊連合が待ち構えていました。</p>
<p>ちっこい野宿用のテントから、溢れ返るように飛び出してくる空賊たちと、その流れに踏みつぶされるボスの様子などは、いかにもジブリ的ユーモアで好きです。</p>
<p>積年の恨みを晴らさんと意気込む空賊たちは、豚をミンチにしてやるだの、新調したばかりのポルコの飛行艇をぶっ壊すだの大盛り上がり。</p>
<p>ここで、フィオ・ピッコロ嬢の一番の見せどころ、空賊たちに自らの所業の恥ずかしさを省みさせ（但し、空賊業そのものの悪さは指摘していないｗ）、飛行艇乗りの誇りと名誉を思い出させるのです。</p>
<p>この映画で、一番の長台詞じゃないかな？若干17歳の女の子とは思えない見事な啖呵で、空賊たちを黙らせます。「何よ！お風呂にも入らないで」も、また名言です。</p>
<p>その様子を見てカーチスも登場、勝ったらフィオと結婚をすることを条件にポルコとの再戦に乗ることになります。</p>
<p>何とも見境のないカーチスもカーチスですが、この流れでポルコが勝ったら未払いの請求書の支払いをさせる約束を押し付けるあたり、フィオもかなりのやり手です。</p>
<p>結婚を条件に再戦を飲むカーチスはそれ以上の条件を飲む理由はないですからね。その点では、カーチスは男らしい（＝立派なスケベ野郎）です。と、私は思っています。</p>
<p>ポルコは勢いと流れでとんでもない約束をしてしまったフィオを一旦はりつけますが、反省するフィオを見て、再戦のチャンスをくれたことに感謝をします。そして、これを機に二人はパイロットと技師として確かな信頼関係を築くのでした。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">声優・森山周一郎氏による『昔ばなし』</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-184 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_5-550x303.jpg" alt="" width="730" height="402" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_5-550x303.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_5.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 730px) 100vw, 730px" /></p>
<p>決戦を前にして、なかなか寝付けないフィオ。その様子をみてポルコは、自分の昔話を始めます。</p>
<p>そうそれは、彼がまだ「マルコ・パゴット」と呼ばれていた人間だった時の話。</p>
<p>一次大戦中にエースと呼ばれていた彼ですが、仲間や、戦友たちが戦争の犠牲になっていく様子に心を痛めていました。次第に厭世的になっていくのも頷けます。</p>
<p>ある日、敵軍に襲われたマルコ大尉の部隊にはジーナと結婚したばかりの戦友ベルリーニがいました。しかし、そんなことはお構いなしに敵機は追い回します。マルコも敵を振り切ることができずに力尽き気を失いますが、次に気付いた時、そこは雲の平原でした。</p>
<p>一面雲の海、そしてさらに高い空に一筋の雲のようなものが。マルコの周りの雲の海から、敵・味方の飛行艇が次々に現れ、その高い雲に向かって飛んでいきます。そこには、ベルリーニの姿も。</p>
<p>そこは戦争で犠牲になった飛行艇・パイロットたちのたどり着く場所だったのです。</p>
<p>ベルリーニに向かって叫び、自機を必死に動かそうとするマルコ大尉。しかし、その場所には行けません。幼馴染のジーナを思うと、ベルリーニを逝かせるわけにはいかない、そんな悲痛な心情が伝わるシーンです。</p>
<p>果たして、マルコはその戦いからは生還するのですが、どうやらこれがマルコが自らに魔法をかけ「ポルコ・ロッソ」として生きるきっかけになったようです。</p>
<p>戦争を嫌い、世を嫌い、人の欲深さを恨み、人として生きることを放棄する。そんな様子のポルコに、フィオは優しく一言「ポルコが生きて帰ってきてくれて嬉しい」と言って、頬にキスをしてくれます。</p>
<p>このやり取りが、人として生きることに再び希望を見るようになってきたのか、彼が自らに掛けた魔法を解くカギになったようです。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">『リベンジマッチ！そして、ジーナとのその後は…？』</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-190 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_6-550x252.jpg" alt="" width="701" height="321" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_6-550x252.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_6.jpg 743w" sizes="auto, (max-width: 701px) 100vw, 701px" /></p>
<p>そして、カーチスとの勝負の当日、決戦の場所となる孤島はならず者たちで溢れ返り、お祭り騒ぎとなっていました。ワイワイガヤガヤ、黙らせるために機関銃やら手榴弾やらを使って見せるあたりは、逆に微笑ましい。</p>
<p>ポルコとカーチス、双方の掛け金（ポルコ側は人だけど）を出し合ったところで、勝負開始です。</p>
<p>ちなみにカーチス側の掛け金を詰めたおっきな袋、書いてあるマークが❝＄❞なんですよねー。さすがは「アメリカ野郎」、中身の16分の１くらいはリラでしょうか。</p>
<p>水離れの悪いポルコの艇は序盤こそカーチスに追われる立場となりましが、得意の「捻り込み」で形成を逆転、カーチスにプレッシャーをかけます。</p>
<p>凄腕でアドリア海でその腕を知られるポルコですが、殺傷はしないことでも有名でした。パイロットに当たらぬようやたらと機銃を撃たないその戦い方は、彼の優しさというだけではなく、過去の戦争の思い出がそうさせるのでしょうか。</p>
<p>ちなみに、ここでポルコの赤い飛空艇が雲を引く場面があります。原理を知らなくても、何かすごいことをやってんだなー！ということが分かる、本作屈伸の名場面です。（レシプロ機が、あの晴天下、あの低空飛行で雲を引くのは、ありえないくらい凄いこと、らしい…）</p>
<p>長引く空中戦に、ついに互いの機関銃のは切れ（ポルコの方は故障ｗ）、飛行艇での決着ではつかずに、ゲンコツ勝負にもつれ込むことになりました。</p>
<p>意地と意地のぶつかり合い。互いに下手糞なボクシングでありながらも一歩も譲らない両者。フィオたちの応援にも熱が入ります。</p>
<p>一方、ジーナですが、ポルコの旧友フェラーリンからの粋な密告でイタリア空軍が勝負の舞台となっている島に向かっている情報を得ます。こんな場面からも、友人知人や国と組織、それぞれのしがらみで、互いに助け合いながら生きていることが分かります。</p>
<p>ジーナだって、ポルコの事情と優しさを理解しているからこそ、こういった裏情報の収集を欠かさないし、一方の空賊たちにもホテルオーナーとして憩いの場を提供しながら糧を得ている。ちょっと複雑な事情の中での、まさに、持ちつ持たれつなんですね。</p>
<p>戻ってポルコとカーチスの拳の一騎打ちですが…二人とももう、ボロボロ(笑)。ラウンド終了時にセコンドに引かれる様は、生きているように見えませんｗ</p>
<p>朦朧とする意識の中最後の力を振り絞りながら、拳を振るうカーチスですが、ジーナの思いに気付かないポルコに「秘密の庭」で今も待ち続けていることを打ち明けます。古い約束（賭け）がまだ生きていること、ジーナの思いがまだ自分に残っていることに赤面するポルコも可愛らしいです。（ただし、顔はボコボコ）</p>
<p>互いに渾身のパンチが決まり、海へ倒れ込む両者。先に立った者の勝利といった場面で、ジーナが駆けつけます。そして海に沈んだポルコにこう呟くのです、</p>
<p>「あなた、また女の子を不幸にする気なの？」</p>
<p>カーチスからジーナの想いを知らされた矢先、ジーナ本人にこう言われちゃ、立たないワケにいかないですよねー。フィオの人生がかかった大一番だったんですから。</p>
<p>幼馴染の優しい皮肉で息を吹き返したポルコ。見事に立ち上がり、勝利を収めるのでした。</p>
<p>抱き付くフィオに「チョロいもんよ！」の一言は、男なら一度はあこがれるシチュエーションかもしれないですね。</p>
<p>迫るイタリア空軍に先立ち、散り散りに島を離れていくならず者達。それを見送りながら、ポルコは残り、カーチスとともに空軍の目を逸らす囮役を買って出るのですが…（危険じゃないのかな？）</p>
<p>この場面でも、ポルコはちょっと人間に戻るようなのです。</p>
<p>ちょとずつ、ちょとずつポルコの魔法が解けていくようなのですが、結果として、ポルコが人に戻ったという描写はありません。</p>
<p>考察はいろいろあるようですが、結論は出てないし、宮崎監督も明言していなかったと思います。（まあ、そういう人だし、それで良いと思う）</p>
<p>ただ、ジーナとの賭けがどうなったかは、まあたぶん〇〇〇が勝ったんだろうなー、っていう描写がエンディングで見られるので、よーく観てみると面白いですよ。（ヒント：紅い飛行機はよく目立つ！）</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-192 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_7-550x203.jpg" alt="" width="704" height="260" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_7-550x203.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_7-768x284.jpg 768w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_7.jpg 921w" sizes="auto, (max-width: 704px) 100vw, 704px" /></p>
<p>時間を置いて久しぶりに観ると、気付くところ、面白いなーと思うところがやっぱり変わってきて、それもまた面白いですね。</p>
<p>宮崎監督も、この作品を当初「頭が豆腐になってしまったオジサンのため」の短編として作ろうとした経緯があるようです。</p>
<p>飛行機の映画と言えば、今年は「トップガン＜マーヴェリック＞」も公開されて話題になりましたよね！あの映画もまた、最高にカッコよかったです。飛行機、パイロットは男子の永遠の憧れみたいなところがあるのかもしれません。（勿論、女性のパイロットだってカッコいい！）</p>
<p>自分が憧れたた大人のカッコよさって何だっけ…？と思った時にちょっと観ると良いかもしれませんよ！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>では、次のレビューでまたお会いしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://fumig2314-777.com/review_005/feed</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第４回】 映画「セブン」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_004</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 07 Feb 2022 22:23:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fumig2314-777.com/?page_id=95</guid>

					<description><![CDATA[私は小学生の頃に江戸川乱歩を読み耽ったのを機に、ちょっと暗い雰囲気や世界観に惹かれていた時期があって、 その影響を引き摺ってか、サスペンスやちょっと不思議系ホラーや推理モノの本や映画が今でも好きです。 この「セブン」は、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>私は小学生の頃に江戸川乱歩を読み耽ったのを機に、ちょっと暗い雰囲気や世界観に惹かれていた時期があって、</p>
<p>その影響を引き摺ってか、サスペンスやちょっと不思議系ホラーや推理モノの本や映画が今でも好きです。</p>
<p>この「セブン」は、そんな趣味を持った多感な年頃のマイハートにざっくり刺さった罪な映画です。</p>
<div id="attachment_123" style="width: 618px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-123" class=" wp-image-123" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1166697314-612x612-1-525x350.jpg" alt="" width="608" height="405" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1166697314-612x612-1-525x350.jpg 525w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1166697314-612x612-1.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 608px) 100vw, 608px" /><p id="caption-attachment-123" class="wp-caption-text">Detective board with photos of suspected criminals, crime scenes and evidence with red threads, retro toned</p></div>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">グロさがトラウマになる危うさ…、でも傑作！</h2>
<p>映画館で見ることはできませんでしたが、TSUT＠Y＠にて準新作の当作品をワクワクしながら借りたのを覚えています。</p>
<p>さて、今回当作品を改めて鑑賞するにあたって事前に色々調べてみたのですが、</p>
<p>セブンはそのシナリオや豪華俳優陣の演技以外でも、演出や表現といったものの評価も高く、</p>
<p>その中でよく語られるものの中に「<span class="marker marker-under-blue">銀残し</span>」というものがあります。</p>
<p>銀残し（ぎんのこし）とは、Wikipediaよると、</p>
<blockquote><p>フィルムや印画紙での現像手法の１つで、銀を取り除く処理を意図的に省くことにより、<br />
フィルムや印画紙に銀を残すというもの。<br />
映画においては銀残しを用いることにより、映像の暗部が非常に暗くなり、画面のコントラストが強くなるため、<br />
引き締まった渋い映像になる。</p></blockquote>
<p>とのこと。</p>
<p>監督のデビッド・フィンチャーはこのセブンの制作にあたって、観る者に与える恐怖とリアリティを追及したとのことで、この銀残しはその狙いを現実化するのに確かに一役買っているなと感じます。</p>
<p>また、この「銀残し」は日本で生まれた手法だそうで、1960年の邦画「おとうと」で生み出され完成されたと言われています。</p>
<p>日本発の技術が世界の知る名作で活かされる、嬉しいことですね。</p>
<p>映像表現も素晴らしいですが、脚本の残酷さとスプラッターとも異なるグロさの表現もまた魅力です。（初見当時の自分には少々強烈でしたけど）</p>
<p>では、映画「セブン」のレビューをお届けします。どうぞ。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【セブン】基本情報・キャスト</h2>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『セブン』（原題『 Se7en 』）</p>
<p>〇上映時間<br />
126分</p>
<p>〇公開日<br />
１９９６年１月（日本）<br />
１９９５年９月（アメリカ）</p>
<p>〇脚本<br />
アンドリュー・ケビン・ウォーカー</p>
<p>〇監督<br />
デビッド・フィンチャー</p>
<p>〇出演者<br />
ブラッド・ピット（デヴィッド・ミルズ役）<br />
モーガン・フリーマン（ウィリアム・サマセット部長刑事役）<br />
ケビン・スペイシー（ジョン・ドゥ役）<br />
グウィネス・パルトロー（トレイシー・ミルズ役）</p>
<p>〇一押しポイント<br />
フィンチャー監督を奮起させたといわれるシナリオと、<br />
<span class="marker-under-blue">あらゆる手法で表現される不気味さとリアリティ…</span></p></blockquote>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">『 ミルズとサマセット 』舞台は雨の街</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-116 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/city-2601562__340.webp" alt="" width="611" height="407" /></p>
<p>本作は、特定の地名は明かされませんが、</p>
<p>降り続く雨の中で絶えない事件と喧騒が象徴的な</p>
<p>アメリカのとある都会が本作品の舞台です。</p>
<p>ある日、夫婦喧嘩の末に妻が夫を撃ち殺す事件が起こります。</p>
<p>ありきたりな事件におざなりな対応しかしない刑事たちとは対照的に<br />
現場で熱心に検証を行う定年間近の老刑事サマセット、</p>
<p>この日サマセットもとに配属された新人刑事がミルズでした。</p>
<p>事件に事欠かないこの街で手柄を立てようと意気込むミルズと定年を一週間後に控えたサマセット。</p>
<p>対照的な二人の出会いからこの話は始まります。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">月曜日『 第１の事件　暴食 』</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-119 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/pasta-329521__340.webp" alt="" width="609" height="405" /><br />
翌日の月曜日。</p>
<p>サマセットとミルズは殺人事件の連絡を受け現場に急行します。</p>
<p>被害者は規格外の肥満男で、スパゲティに顔を突っ込んだ状態で発見されました。</p>
<p>調査の結果、男は何者かによって拘束された挙句、</p>
<p>脅されながら、無理やり食事を摂らされ続け最後は</p>
<p>腹に蹴りを受け内臓破裂で死亡したことが分かります。</p>
<p>汚物にまみれた現場は凄惨そのもの。漂う腐臭まで感じとれるようです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">火曜日『 第２の事件　強欲 』</h2>
<div id="attachment_144" style="width: 743px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-144" class=" wp-image-144" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-530942883-612x612-1-550x309.jpg" alt="" width="733" height="412" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-530942883-612x612-1-550x309.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-530942883-612x612-1-120x68.jpg 120w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-530942883-612x612-1-160x90.jpg 160w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-530942883-612x612-1-320x180.jpg 320w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-530942883-612x612-1.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 733px) 100vw, 733px" /><p id="caption-attachment-144" class="wp-caption-text">Law Concept &#8211; Close up Businessman in Black Business Suit Arranging Small Wooden Pieces with Law Text on Black Background.</p></div>
<p>火曜日。</p>
<p>とあるオフィスビルで弁護士が殺されます。</p>
<p>右手以外の自由を奪われており、鑑識によれば</p>
<p>右手で自分の肉１ポンドを切り出すように強要され、苦悶の末死んだと思われるとのこと。</p>
<p>そして、カーペットには「GREED（強欲）」の文字。</p>
<p>1ポンドはおよそ４５０グラム、ペットボトル１本分弱ですから結構な量ですよね。</p>
<p>ベニスの商人になぞらえての犯行ですが、それを現実にやらせる犯人の異常性が伝わります。</p>
<p>その後、第１の事件の検死の結果が連絡あり、被害者の胃袋からプラスチック片が見つかります。</p>
<p>サマセットは冷蔵庫の前の床がはがれたものであるものと推測、冷蔵庫をずらした際にはがれたと考えます。</p>
<p>再び現場に向かったサマセットが冷蔵庫をずらしてみると、</p>
<p>表れた壁には「GLUTTONY（暴食）」の文字が。</p>
<p>さらにはミルトンの「失楽園」の言葉が書かれたメモを発見します。</p>
<p>『地獄より光に至る道は長く険しい』</p>
<p>この２つの事件からサマセットはこれらが「七つの大罪」にちなんだ連続殺人だと推理するのです。</p>
<p>連続する猟奇的殺人と現場に残される絶妙なヒント。</p>
<p>掴みとしては、本当に秀逸であると感じます。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">水曜日『 ディナー 』</h2>
<div id="attachment_145" style="width: 668px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-145" class=" wp-image-145" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1288495582-612x612-1-525x350.jpg" alt="" width="658" height="438" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1288495582-612x612-1-525x350.jpg 525w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1288495582-612x612-1.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 658px) 100vw, 658px" /><p id="caption-attachment-145" class="wp-caption-text">Christmas table with candles, flowers and glass cups.</p></div>
<p>水曜日の朝。</p>
<p>出勤したサマセットのデスクにミルズの妻トレーシーから今夜夕食に招きたいとのことの電話が。</p>
<p>その夜、ミルズとトレーシーの元に訪れたサマセット。</p>
<p>手料理食事と他愛のない話に笑顔がこぼれます。</p>
<p>長らく一人の生活が続いていたサマセットには嬉しいひと時だったでしょう。</p>
<p>場面的にはちょっとひと休憩といったところですね。</p>
<p>しかし、こんな場面あるからこそ後半の怖さが際立つという上手さもあったりします。</p>
<p>お互いに何となくやりにくさを感じていた二人ですが、この日を境に協力し合う仲になっていきます。</p>
<p>食後、酒を交わしながら事件を振り返っていたサマセットとミルズは弁護士の妻から聴取すべく早速現場へ出向きます。</p>
<p>この時、サマセットは飾られた絵の不自然さに気付き、</p>
<p>外してみるとそこには“第三者による指紋”で</p>
<p>『HELP ME』の文字が書かれているのでした。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">木曜日『 第３の事件　怠惰 』</h2>
<div id="attachment_146" style="width: 713px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-146" class=" wp-image-146" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1006914684-612x612-1-550x334.jpg" alt="" width="703" height="427" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1006914684-612x612-1-550x334.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-1006914684-612x612-1.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 703px) 100vw, 703px" /><p id="caption-attachment-146" class="wp-caption-text">Three mandarins in the drying out stage. Fresh mandarin, a mandarin that begins to deteriorate, and spoiled rotten with mold. Overdue fruitt</p></div>
<p>次の日の木曜日。</p>
<p>指紋の持ち主がビクターという男のものであることが判明します。</p>
<p>ビクターは長い間精神を病み、過去に麻薬・強盗・少女暴行などで前科がありました。</p>
<p>サマセット達は、すぐさまビクターの所在を突き止め急行しますがそこで待ち受けていたのは、ベッドにくくりつけられた薬剤投与の末、ミイラのように干からびたビクター本人だったのです。</p>
<p>ビクターは真犯人に１年ほど前からベッドに縛り付けられ、手足を落とされ抵抗ができない状態にされました。日々衰弱していく様子の写真や、爪や排せつ物のサンプルが部屋に置かれています。</p>
<p>まさに真犯人の異常性極まれりといったところでしょうか。</p>
<p>そして、壁には「SLOTH（怠惰）」の文字…</p>
<p>弁護士の事件の犯人と思われた人物は、真犯人による第３の犠牲者だったのです。</p>
<p>発見直後は死んだと思われていたビクターが、死亡確認にために目にライトを当てられたショックで跳ねる瞬間は私もドキッとしました。<br />
（結局は死んでしまったようですが…南無南無）</p>
<p>今回の事件でも手がかりは得られず、二人は肩を落とします。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">金曜日『 犯人との接触 』</h2>
<div id="attachment_147" style="width: 710px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-147" class=" wp-image-147" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-825491398-612x612-1-525x350.jpg" alt="" width="700" height="466" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-825491398-612x612-1-525x350.jpg 525w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/istockphoto-825491398-612x612-1.jpg 612w" sizes="auto, (max-width: 700px) 100vw, 700px" /><p id="caption-attachment-147" class="wp-caption-text">School children are having fun playing in the city fountains after school.</p></div>
<p>金曜の朝サマセットはトレーシーに呼び出され、ある相談をされます。<br />
その内容とは、妊娠をしたが、雑多で治安の悪いこの街で産み育てるのが不安である、夫であるミルズにも話せないでいる……との相談でした。<br />
ここでサマセットは自らの経験を踏まえ、熟年者らしいアドバイスを送ります。<br />
彼の優しさと過去が仄見える場面ですね。</p>
<p>そして、この妊娠の事実は本作特有の苦みを増幅させる強烈なスパイスにもなります…</p>
<p>さて、なかなか決定的な尻尾を出してくれない犯人ですが、サマセットは、ミルズの真犯人は図書館から情報を得ていた、との発言から、図書館の情報と（FBIのコネを使ったウラ情報）で犯人の候補が割り出せないかと一計を案じます。</p>
<p>読みは見事にヒット。</p>
<p>「ジョン・ドウ (John・Doe) 」という名前と住所が浮上し、二人は聞き込みに向かいます。</p>
<p>ちなみにこのジョン・ドゥという名前、日本でいう「名無しの権兵衛」や「どこかの誰かさん」のようなモノで、あからさまな偽名ですね。</p>
<p>変哲もない総合住宅で、ジョン・ドゥの部屋をノックしますが、反応がありません。</p>
<p>いないのでは仕方ないと、あきらめて引き上げようとした二人ですが、廊下の向こうから不審そうにこちらを見る人影に気付きます。そしてその人影は、コートのポケットをまさぐったと思った途端に二人を目掛けて発砲し、逃亡するのです。</p>
<p>間一髪身を躱したミルズ達は逃げる人影ジョン・ドゥを追いかけます。</p>
<p>鬱陶しい雨の質感が不快感と不吉な予感を演出するかのよう。ここでも、銀残しの効果がされていますね。</p>
<p>雨中の追いかけっこでしたが、直情的に追いかけるミルズは隠れたジョンの不意打ちに合い、あわや絶命の危機に直面します。</p>
<p>ミルズの頭に銃を突きつけるジョン、しかし、とどめを刺さずその場を去るのです。</p>
<p>……仕切り直しての二人。ここまでの目に遭っていても、正式な手続きを踏んでいないため、ジョン宅に踏み入る強引な捜査はできません、しかし、興奮冷めやらぬミルズは、犯人のヤサを見つけておいてその場を去ることなど到底できません。諫めるサマセットを振り切りドアを蹴破り踏み入ります。中には被害者の写真・資料の数々、明らかに真犯人のものであることを示していますが、指紋の類が一切見つからず、決定的な逮捕事由に結び付けられません。</p>
<p>この追いかけっこシーンは、周到な準備をしてきた犯人のジョンが、唯一慌てた場面だったかもしれません。しかし、銃を持ち歩いていたところからすると、ある程度の想定と備えはあったのか…。そして、ラストに向けた彼の演出は、この時固まったのではないのかと思います。</p>
<p>また、ここまでの場面でジョンの顔（“ジョン本人として”の顔）が明確に映し出されることはありません。そのことが、終盤の彼の不気味さをより助長しているように感じます。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">土曜日『 第４の事件　色欲 』</h2>
<p>ジョンの家での証拠物品を検証する最中、あるクラブで殺しがあったとの情報が入り、ミルズ達は現場に急行します。</p>
<p>被害者は売春婦。犯行は（やんわりとした表現に留めますが）、ジョンに脅された男が半狂乱になりながら被害者の下腹部を繰り返し刺すといった残酷なものでした。</p>
<p>前日に自宅を突き止められながら、翌日にきっちり残りの犯行に及ぶあたり、ジョン・ドゥの性格と強硬な意思が伺えますよね。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">日曜日『 第５の事件　高慢』<br />
残る嫉妬・憤怒は…？７つの大罪に幕は下り…</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-195 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/cat-5975482__340.jpg" alt="" width="687" height="455" /></p>
<p>神が世界を創造後休息した日とされる日曜日。</p>
<p>しかし、この期に及んでミルズとサマセットにそんな休息が訪れるはずもなく、モデルの死体が発見されたとの通報が入ります。</p>
<p>被害者は第五の犯行『高慢』の犠牲者でした。顔は切り刻まれ、鼻も削がれている状態（でも犯行時点は死なない程度）、そして、左手には睡眠薬、右手に電話。醜い顔で絶望に満ちた人生を送るか、それとも死ぬか…、そのモデルに対し、ジョンが残酷な二択を迫った結果でした。</p>
<p>直後、追いかけてきた血塗れのジョン・ドゥが警察に出頭してきます。果たしてその血は誰のものなのか…</p>
<p>今後予想される事件（被害者）は残り２つ…物語はラストに向けて加速します。</p>
<p>取り調べの中でジョンは、これまでの犯行の自供と引き換えに、ミルズとサマセットの二人に自分が指定する場所に一緒に来てほしいと取引を持ち掛けます。</p>
<p>取引に応じることにしたミルズとサマセットは、ジョンが示す場所へと向かいます。</p>
<p>これまで続いた雨の場面と打って変わって、晴れ渡った風景が印象的です。</p>
<p>ジョンはいつからこの一連の事件の締めくくりをイメージしていたのか…</p>
<p>荒野のフリーウェイを車で走らせる道中、運転席のサマセットと助手席のミルズはジョンと様々な会話をしますが、私の印象に残ったのは、ジョンが被害者たちの罪を贖わせるために今回の犯行に及んだのだということです。</p>
<p>ジョンは自分が（関節的なものを含め）手を下してきた弁護士やモデルといった連中は罪深く、彼として看過できるものではなかったというのです。</p>
<p>私の学生時代でも、テレビのニュースで理不尽な犯罪を起こす輩に対して本気で憤る知人がいましたが、ジョンはそのもっと極端な例なのかなぁ、なんて思ったりしました。</p>
<p>ここはジョンがやや感情的になる唯一の場面でもあります。</p>
<p>そして、これまでいくつかあった若さゆえの感情的なミルズと、理性的なサマセットの対比も印象的ですね。</p>
<p>目的地に着いた、三人ですがそこは、送電線の鉄塔が立ち並ぶ寂しい荒野でした。</p>
<p>そこに一台の宅配業者の車が到着します。爆発物である可能性も考慮して恐る々々段ボールを開けるサマセット。それはジョンからミルズへ送られたもので中身は…</p>
<p>ミルズの最愛の妻トレーシーの首でした。（安心してください！画面には映されませんよ！）</p>
<p>驚きと焦りの中でも、ジョンの狙いに想いを巡らせるサマセット。</p>
<p>ミルズに銃を捨てるように叫びますが、ジョンに犯行の自供と妻の妊娠の事実を聞かされるミルズは湧き上がる動揺と怒りにサマセットの声はまともに聞くことができません。</p>
<p>残る『嫉妬』と『憤怒』の罪の犠牲者、それは、</p>
<p>幸せな家庭に❝嫉妬❞したジョン・ドゥ本人と、復讐に沸き立つミルズだったのでした。</p>
<p>ミルズが撃ち殺せばまんまとジョンの思惑通りの犯行の完結、つまりジョンの勝ち、我々の負け。ギリギリの理性の中で苦しむミルズですが、結果的にジョンに向けて引き金を引きます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-194 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/mourning-5501796__340-550x254.jpg" alt="" width="760" height="351" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/mourning-5501796__340-550x254.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/02/mourning-5501796__340.jpg 736w" sizes="auto, (max-width: 760px) 100vw, 760px" /></p>
<p>制作者チームとしては、他にもラストを検討しており、その中にはサマセットがジョンを撃つという、ものもあったようです。しかし、監督フィンチャーは、「ミルズが葛藤の末、ジョンを撃つ」という最悪のラストにこだわったそうです。そして、ブラッド・ピットは見事にそのラストを表現し切りました。</p>
<p>彼の苦悶の表情、銃を何度も構え直す様子は何度観ても本当にいたたまれません…、まさに、本作に画竜点睛ともいえる一点を添えたシーンと言えます。</p>
<p>後味の悪さは一級品でありながら、セブンは、紛うことなき名作・傑作とされ、考察も山ほどあります。皆さんも是非ご覧になり、罪とは何か考える機会とされてはいかがでしょうか。</p>
<p>では、また次のレビューでお会いいたしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第３回】映画（洋画）「パーフェクト・ワールド」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_003</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 12 Apr 2021 11:25:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fumig2314-777.com/?page_id=90</guid>

					<description><![CDATA[前回に引き続き、また親子モノです。 正しくは脱獄犯をブッチ（ケビン・コスナー）と、８歳の人質 フィリップ（T・J・ローサー）のお話しなので、全然血のつながりは ないんですが、二人ともよき父に恵まれず、父性に満たされなかっ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前回に引き続き、また親子モノです。<br />
正しくは脱獄犯をブッチ（ケビン・コスナー）と、８歳の人質<br />
フィリップ（T・J・ローサー）のお話しなので、全然血のつながりは<br />
ないんですが、二人ともよき父に恵まれず、父性に満たされなかった点<br />
において共通で、お互いが寄り添うように描かれるストーリーはなかなかに親子モノです。<br />
かつ、友情物語かな。</p>
<p>わたくし、社会人になってからは、ドンパチわいわいのアクションものや<br />
アニメを観る機会が多かったのですが、たまにはしっぽりロードムービー<br />
もよいものですね。映画も食事と同じく、バランスが大事です。</p>
<p>では、レビューさせていただきます。</p>
<p>毎度ながら、ネタバレ含むなので、その点ご了承をば！</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【パーフェクトワールド】基本情報・キャスト</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-264 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_1.jpg" alt="" width="668" height="501" /></p>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『パーフェクト・ワールド』（原題『 A Perfect World 』）</p>
<p>〇上映時間<br />
138分</p>
<p>〇公開日<br />
１９９４年３月公開（日本）<br />
１９９３年１１月公開（アメリカ）</p>
<p>〇脚本<br />
ジョン・リー・ハンコック</p>
<p>〇監督<br />
クリント・イーストウッド</p>
<p>〇出演者<br />
ケビン・コスナー（脱獄囚・ブッチ役）<br />
Ｔ・Ｊ・ローサ―（人質・フィリップ役）<br />
クリント・イーストウッド（保安官/警察署長・レッド役）<br />
ローラ・ダーン（犯罪心理学者・サリー役）</p>
<p>〇一押しポイント<br />
アカデミー賞受賞者の競演。</p></blockquote>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">あらすじ</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-271 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_2.jpg" alt="" width="667" height="500" /></p>
<p>１９６３年の秋、ハロウィーンを迎えたテキサス州の監獄から二人の囚人が脱獄する場面から物語は始まります。<br />
囚人の名前は、ブッチとテリー。<br />
二人は逃亡後手始めに、「エホバの証人」を信仰する母子の家に押し入るのですが、騒ぎを聞きつけた近所の人たちが駆け付け、やむなくこの家の子供フィリップを人質に逃げることになります。</p>
<h3>トウモロコシ畑での事件</h3>
<p>ブッチ達三人たちは一路北を目指して逃亡を開始しますが、途中で立ち寄った雑貨店でアクシデントが。<br />
ブッチが店で食料などを購入する間、凶悪なテリーを監視するようフィリップに命じ、テリーに向けて銃を構えさせるにですが、隙をついて銃を取り上げてしまうのです。<br />
弾は抜いてありましたが、それでも殺人犯と子供です。フィリップはたまらず車から逃げ出し近くのトウモロコシ畑に逃げ込みます。</p>
<p>一方、買い物を終えたブッチは異変に気付きます。<br />
トウモロコシ畑で震えるフィリップを先に見つけたブッチは、そこでテリーを待ち伏せて脳天に一発…<br />
ブッチも脱獄犯とは言え、好んで殺人を犯すタイプではありませんが、日頃からフィリップをいびるテリーの凶行を危惧しての殺人でもありました。</p>
<p>またその頃、二人の脱獄の報を受け、テキサス・レンジャーの署長レッドと女性犯罪心理学者サリーが捜査・追跡に動き始めます。</p>
<h3>ブッチの生い立ち</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-270 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_3.jpg" alt="" width="659" height="439" /></p>
<p>本作はブッチの物語です。彼を構成する背景は重要な要素ですが、彼の幼少期を明確に描いた場面はありません。<br />
ただ、ブッチ自身の話や、レッドの話から察するに何かと母親や自分を殴りつけるロクデナシだったようです。</p>
<p>そんな生い立ちからか、ブッチは彼自身は子供を痛めつけることは決してしませんし、むしろ子供に対しては人の親たらんとする姿勢さえ見えるようでした。</p>
<p>しかし、ブッチは父親から届いたたった一枚の絵ハガキを大切に持っていました。<br />
場所は遥か北の地、アラスカから。</p>
<h3>『二人のロードムービー』</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-183 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2022/11/PorcoRosso_4.jpg" alt="" width="653" height="434" /></p>
<p>本作の一番の見どころは、ブッチをフィリップの二人が交流を深める過程でしょうね。</p>
<p>フィリップはエホバの家庭に生まれ育ったため、ハロウィンを始め、普通の子供が体験するであろう楽しみの多くを知りませんでした。</p>
<p>これに驚いたブッチは、一日遅れのハロウィンに手を貸したり、フィリップをフォードの屋根に乗せてジェットコースターごっこをしてやったりします。</p>
<p>フィリップも母子家庭の育ちです。彼らは互いに、欠けていた「父親とは…？」という欠けたピースを埋めていくようにも見えます。</p>
<p>途中立ち寄る服屋でフィリップが犯した「うっかりキャスパーの衣装を持ち逃げ」以降、ブッチとフィリップの会話が増えます。<br />
『タイムマシーン』の話とか、『覗かれちゃった』話とか、ちょっと微笑ましいです。</p>
<h3 class="st-blue">『 レッドの業（ごう） 』</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-268 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_5.jpg" alt="" width="650" height="467" /></p>
<p>レッド達はこのあと一度、ブッチ達とニアミスするのですがこの際にトレーラーが破損してしまいます。</p>
<p>彼らは修理の為、野宿を余儀なくされるのですがその夜、レッドはサリーに、ブッチの過去を明かします。</p>
<p>レッドは、まだ幼いブッチが車を盗んだ時、荒れた家庭環境を配慮して少年刑務所に入れることを判事に進言したことが裏目に出てブッチの素行悪化の一因となったことを悔いていたのでした。</p>
<h3>『 ブッチのルール 』</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-267 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_6.webp" alt="" width="705" height="467" /></p>
<p>レッドの追跡から逃れたブッチ達は、逃亡の途中トウモロコシ畑に身を潜めます。</p>
<p>日も落ち、あたりも暗くなったころ、フィリップは家を恋しがる素振りを見せます。<br />
幼い人質、自分の目的、狭まる包囲網…、ブッチは一考しフィリップにこう言います、</p>
<p>「家庭の事情でできなかったけど、本当はやりたかったことのリストを作れ」</p>
<p>そして夜も更けた頃、ブッチ達の前に畑の管理をしているマックに声を掛けられます。<br />
「旅の途中だ」と誤魔化すブッチに、マックは「うちのベッドで休んで行け」と誘います。</p>
<p>翌朝、フィリップはマックの孫クリーブランドに起こされ目を覚まします。</p>
<p>一件どこにでもある家族風景、しかし、この家庭で一つブッチにとって許せないことがありました。<br />
それがマックのクリーブランドに対する平手による厳しい躾。</p>
<p>頻繁に繰り返される平手。</p>
<p>そこに、またもラジオでからブッチ達の情報が流れます。</p>
<p>瞬間その場に走る緊張…<br />
マックは孫を近所の親戚の元に行かせようとするも、ブッチに遊んでもらっている孫はこの命令を聞きません。</p>
<p>そして、またも平手…</p>
<h3>怒れるブッチと混乱のフィリップ</h3>
<p>これをきっかけに、ブッチがついに我慢できず、マックに銃を突きつけます。<br />
ブッチが、マックをロープで縛り上げ、祈りを辞めない家族たちの口をテープで塞ぎます。</p>
<p>これまで、見せたことがないほどのブッチの暴力性に怯えるフィリップ。<br />
一家皆殺しまで思わせるような勢いに<br />
幼いフィリップの目には余程恐ろしい光景に見えたに違いありません。</p>
<p>混乱したフィリップはブッチの隙をついて銃を取り、ブッチの脇腹を撃ってしまうのでした。</p>
<p>銃の衝撃に我に返りその場から逃げ出すフィリップをブッチはふらつきながら追いかけます。</p>
<p>撃たれた脇腹を抑えながらも、追いかけ、フィリップに話しかけます。</p>
<p>「殺すつもりはなかった。今までに俺が殺したのは二人だけさ。<br />
お袋を殴った奴とお前に手を出した奴。男同士話し合おう。そして、また出かけよう」</p>
<p>フィリップは木の上に逃げますが、やがてブッチが追いつき、根元に倒れ込むのを見ると、するりと降りてきて一言謝ります。<br />
それに対し「撃たれるんなら、お前で良かったさ」とさらりと返すブッチ。<br />
さらに、例の絵ハガキが自分の父親からのものであり、アラスカにいる父親に会おうとしていたことをフィリップに明かします。</p>
<p>先ほどの凶暴さとはとはうって変わって、冷静さを取り戻したいつものブッチ。ほんの束の間、平穏な風が流れます。</p>
<h3>『 託した想い 』</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-266 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_7-550x309.jpg" alt="" width="721" height="405" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_7-550x309.jpg 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_7-120x68.jpg 120w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_7-160x90.jpg 160w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_7-320x180.jpg 320w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_7.jpg 605w" sizes="auto, (max-width: 721px) 100vw, 721px" /></p>
<p>些細な(？)諍いはあったものの話し合い元の中に戻った二人。</p>
<p>しかし、通報を聞きつけ、警察たちが集まり始めます。<br />
そこにはレッドとサリーの姿もありました。さらにはフィリップの母親の姿も。</p>
<p>もう逃げきれる状況ではありませんでした。</p>
<p>拡声器で話しかけるレッド達に対し、ブッチは、いくつかの条件をもとにフィリップを解放することを約束し、昨晩、フィリップに書かせたやりたいことリストを読みあげます。</p>
<p>フィリップには駄賃だと言わんばかりに、襟に札束を突っ込み、お面をつけて、母親の元に行くように促します。</p>
<p>一度は、母親たちに向かって歩き出すフィリップですが、途中でブッチのところに引き返してしまいました。</p>
<p>ケガをしたブッチを放っておけず、抱き付き離れません。<br />
ブッチも観念して、フィリップと一緒に警官隊の方へ行くことを決意します。</p>
<p>様子を見て、命令があるまで決して撃たないように部下に指示した上、丸腰でブッチに近寄ります。</p>
<p>この時、ブッチがかつて自分を少年刑務所に入れた男であることに気付いていたかは定かではありませんが、話に応じる様子が見えました。</p>
<p>登降はする。でもその前に、フィリップと話をさせてほしいと、ブッチはレッドに話します。</p>
<p>ブッチは例の絵ハガキをフィリップに託すため、ポケットに手を伸ばすのですが…<br />
それと同時に、一発の銃声が鳴り響きます。</p>
<p>この様子を見ていたレッドの部下が、銃を取り出すものと勘違いし、狙撃したのでした。</p>
<p>フィリップは、ブッチの手元から絵ハガキを受け取ったところで場面は冒頭に追いつきます。</p>
<p>爽やかな風に舞う紙幣、ブッチの傍らにはキャスパーのお面が微笑んでいます。</p>
<p>飛び立つヘリの中でフィリップは、絵ハガキをブッチに見せながら、物語は幕を下ろします。<br />
思いを受け取った、と示すように。。。</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">キャストについて</span></h2>
<h3>ケビン・コスナー（ブッチ役）</h3>
<p>「パーフェクト・ワールド」のテーマは「父性」です。背も高く、がっしりとした体格は観る者に父親（仮だけど）としての説得力を感じさせます。<br />
彼も「フィールド・オブ・ドリームズ」や「ボディガード」といった話題作で着実に俳優としてのキャリアを積み上げ、また、監督業としても手腕を発揮し始めた時期でした。そういった自信も各所に感じる気もします。</p>
<p>共演者で監督のイーストウッドと脚本・演出の面でぶつかったとの噂もあるようですが、明確な情報ソースはありませんでした。私個人としては実力のある二人がともに協力し合ってできた名作であるといった印象が強いように感じますがどうでしょうか。</p>
<p>近年の出演作品では<br />
1960年代のNASAを舞台とした「ドリーム」での有能な上司役や、選手生命を絶たれたアスリートの転身を描いた「モリーズ・ゲーム」における厳格な父親役などが印象的です。<br />
“主役”の彼が見られないのはいささか残念ではあるものの、渋めの大人な役柄で注目を集める機会が増えています。</p>
<h3>クリント・イーストウッド（レッド役）</h3>
<p>私にとっては、ダーティー・ハリーの印象が強すぎる彼の役としては、初見の時はレッドは随分おとなしい役だと感じました。しかし、よき父親に恵まれなかったブッチを思い少年刑務所への入所を提案しましたが、ブッチにとって良い結果には結びつきませんでした。しかし、親に近い目線でブッチを見守った人物として、父性を顕わす人物の一人と言えます。</p>
<p>また、先述のように本作では監督も勤めていますが、彼の演出の特色として&#8221;飾り気が少ない&#8221;ことが挙げられますが、小説を読むように淡々と進むストーリーは、自然と作品に没頭させる催眠効果もあるような気がします。</p>
<p>若かりし頃は今でいう&#8221;チャラ男&#8221;ような一面もあったようですが、揉まれた人生を送った結果、現在は誰もが認める巨匠の一人です。</p>
<p>れにしても９０を超えた今なお俳優・プロデューサーの両面で現役とは恐れ入りますね。</p>
<h3>フィリップ（T・J・ローサー）</h3>
<p>全体として静かなシーンが多い本作の中で、セリフは少ないのに存在感はしっかりです。<br />
絶妙な表情で７歳の子（役の設定年齢は８歳）とは思えない演技を見せてくれます。</p>
<p>本作のフィリップ以外では、本国でのテレビ映画での出演が多いようですね。2009年に「グレイス・アナトミー」にゲスト出演しています。</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">ネタバレ・感想</span></h2>
<p>イーストウッドは、当初監督として専念する予定だったようですが、脚本を見たコスナーから出演の申し出を受けたために、脇をしっかり固めるために自らも役として出演することを決めたのだとか。</p>
<p>演出についても、コスナーの方からアイディアを出した場面が多くあるようですね。イーストウッドの作品は、比較的ストレートであっさり目のものが多いですが、それらと比べると、一段踏み込んだ深みがあるように思います。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue"><span style="font-size: 28px;">まとめ</span></h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-265 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/04/PerfectW_8.jpg" alt="" width="683" height="427" /></p>
<p>全編を通じて、穏やかに物語が進むので、一対一の会話シーンが多いです。<br />
ダークヒーロー的なブッチ役のケビン・コスナーや、<br />
ブッチを見守るやや父親目線のクリント・イーストウッドはもちろん、<br />
フィリップ役のＴ・Ｊ・ローサ―もなかなかの名子役ぶりを魅せてくれます。</p>
<p>この「パーフェクト・ワールド」、マックの家のくだりだけが、やや急過ぎて不自然です。<br />
納得のいく解釈がしづらいんですよね。</p>
<p>「ああだったらよかったのにな」「こうだったらどうなっただろう」<br />
なんて考えるのも映画を観る上での楽しみではありますが、可愛いフィリップには撃って欲しくなかったな～と毎回思います。</p>
<p>あの北野武氏も<br />
「他監督の役者として出る時は監督に従う。作品はまず第一に監督のものだと思っている」<br />
なんて言ってた覚えがあります。監督イーストウッドがこのエンディングを<br />
強く望んだということなのでしょうか。</p>
<p>いずれにせよ、いい映画であることには変わらないと思いますがね。<br />
（逆にハッピーエンドだとここまで惹かれない…？）</p>
<p>因みに吹き替えで観ると、イーストウッド演じるレッドの声は、ほとんど「ルパン三世」ですｗ</p>
<p>それでは、また次のレビューでお会いしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第２回】 映画「アイ・アム・サム」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_002</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Mar 2021 10:14:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fumig2314-777.com/?page_id=87</guid>

					<description><![CDATA[絆を描いた名作は世の中に数多くありますが、本作は父と娘を描いた感動作です。 テーマは軽くないですが、作中全体的にユーモラスに描かれていることもあり観やすいです。 私が観たのは学生の頃。“親の心子知らず”のいたって普通の大 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>絆を描いた名作は世の中に数多くありますが、本作は父と娘を描いた感動作です。<br />
テーマは軽くないですが、作中全体的にユーモラスに描かれていることもあり観やすいです。</p>
<p>私が観たのは学生の頃。“親の心子知らず”のいたって普通の大学生でしたが、<br />
それでもショーン・ペン演じる父親サムの姿には感銘を受けたものです。<br />
子供もいる現在は、多分１０回観たら１０回泣きます。<br />
しかも泣くシーンは観るたびに増える自信があります(｀･ω･´)キリッ</p>
<p>本映画で一躍スターの仲間入りを果たしたルーシー役のダコタ・ファニングも去ることながら<br />
サムの弁護士を担当するリタの母親・妻としての苦悩も見どころですね。</p>
<p>本レビューはネタバレ有りですが、本ブログを閲覧いただいた後でも十分楽しめますよ。</p>
<p>父の日じゃなくても是非観てみてくださいね。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【アイ・アム・サム】基本情報・キャスト</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-250 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_1-1.jpg" alt="" width="671" height="447" /></p>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『アイ・アム・サム』（原題『 I am Sam 』）</p>
<p>〇上映時間<br />
133分</p>
<p>〇脚本<br />
クリスティン・ジョンソン<br />
ジェシー・ネルソン</p>
<p>〇公開日<br />
２００２年６月公開（日本）<br />
２００１年１２月公開（アメリカ）</p>
<p>〇監督<br />
ジェシー・ネルソン</p>
<p>〇出演者<br />
ショーン・ペン（サム役）<br />
ダコタ・ファニング（サムの娘・ルーシー役）<br />
ミシェル・ファイファー（弁護士・リタ役）</p>
<p>〇その他<br />
アカデミー賞 主演男優賞ノミネート（ショーン・ペン）</p></blockquote>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 It&#8217;s a good choice ! 】ショーン・ペン演じる魅力的主人公</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-253 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_2-2.jpg" alt="" width="664" height="442" /></p>
<h3>明るいサムと赤ちゃんルーシー</h3>
<p>中年男のサムはスターバックスのパート店員として働いており、<br />
今日も元気にお客さんに向かって声を掛けます。</p>
<p>「ご注文は？カプチーノかい？いいチョイスだね！」</p>
<p>いつも明るく振る舞うサムはお店でも人気者ですが、実は彼は<br />
７歳程度の知能しかありません。</p>
<p>そんな彼がある日、子供をさずかります。</p>
<p>「あれ？サム、今日は出産予定日じゃない？？時間は大丈夫かい？」<br />
声を掛けられ、慌てて病院に駆けつけるサムですが<br />
出産現場の目まぐるしい様子に立ちすくむばかり。<br />
しかし、看護師から生まれたばかりの赤ん坊を抱かせてもらい、<br />
やっと微笑みます。<br />
そして、<br />
サムは娘に大好きなビートルズの曲にちなんで、<br />
「ルーシー」と名付けるのでした。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 Lucy&#8217;s first word was “Annie” 】その家族の始まり</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-260 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_8.webp" alt="" width="678" height="453" /></p>
<h3>隣人アニー</h3>
<p>ところが、ルーシーを生んだ母親は退院直後に失踪。<br />
サムは途方に暮れます。<br />
もちろん、初めての子育ても一人でしなければなりません。<br />
ミルクをあげるにも、オムツを変えるのにも悪性苦闘。<br />
見かねて救いの手を差しのべるのがアパートのお向かいさんのアニーでした。</p>
<p>アニーは音大を首席で卒業した教養ある心優しい中年女性ですが、<br />
過去のトラウマから外出恐怖症を発症、20年もの間家から出られない<br />
生活を送っています。</p>
<h3>サムのお願い</h3>
<p>サムは赤ん坊が小さいうちはを背負って仕事をしていましたが、<br />
ルーシーも大きくなってくるとそれも難しくなり、ある日アニーに<br />
仕事中を預かって欲しい、と頼むのです。</p>
<p>「ルーシーが初めて話した言葉はね、“アニー”だよ」</p>
<p>自信が持てないアニーは、その頼みを拒みますが、サムの純粋な願いを断り切れず<br />
ついにルーシーを預かることを受け入れるのでした。</p>
<p>サムが呂律の回らない口調で一生懸命話すシーンが各所で観られますが、<br />
ショーン・ペンの演技力の高さも相まって、そのいずれもが心を打ちます。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 It&#8217;s OK, Sam, because I have $3.00 to contribute. 】障がい者を持つ出演者たちの好演</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-255 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_3-1.jpg" alt="" width="692" height="461" /></p>
<h3>サムの友人役</h3>
<p>この映画、親子愛だけでなく隣人愛もふくめた、助け合いを顕わすシーンも多いですよね。<br />
サムを取り巻く人物として、アニー以外にも４人の友人が登場します。<br />
彼らのうち、ジョーとブラッドの二人は実際に知的障がいを持つキャストで、<br />
サム役のショーン・ペンも役作りの一環として、事前に彼らと親交を深めて撮影に臨んでいます。<br />
その成果はいくつものシーンで見て取ることが出来ます。</p>
<p>ルーシーも小学校に入学する年になり、通学用の新しい靴をサムと友人達で買いに行くのですが、<br />
会計の際１３ドルに対してサムは６ドルしか持っておらず困ってしまいます。<br />
しかし、</p>
<p>「心配いらないよ、サム。僕が３ドル助ける！」</p>
<p>友人の一人が言うと、他の友人たちも次々にルーシーの為に援助をします。<br />
彼らの絡むシーンではいくつかアドリブ交じりのシーンがあるのですが、<br />
ここもその一つ。自然なやりとりに見ている私たちも思わずニッコリしてしまいます。</p>
<h3>映画を盛り上げるビートルズの名曲たち</h3>
<p>続くおまけの風船をもらった彼らが、横断歩道を渡る画は<br />
ビートルズの名盤「アビ―ロード」のジャケットのオマージュ。<br />
本作、カットだけでなく、セリフ、名前、至る所にビートルズが潜んでいますので<br />
探してみるのも面白いかも知れませんね。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 Don&#8217;t touch me. I&#8217;ve got cooties! 】子役 ダコタ・ファニングの名演が光る！</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-256 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_4.jpg" alt="" width="665" height="495" /></p>
<p>成長と共にサムに知能が追い付いていくルーシー。<br />
「大好きだけど、私のパパは友達のパパとは少し違う…」</p>
<p>ルーシーは幼いながらに感じるものを抱えながら過ごします。<br />
そんなある日、二人の身ににアクシデントが起こるのです。</p>
<h3>引き裂かれる親と子</h3>
<p>ルーシーの７歳のパーティーの際、サプライズにしたいサムと些か擦れた子供たちとの<br />
やり取りの一場面をサムが他所の子に暴力をふるったものと勘違いされ通報されてしまいます。<br />
これをきっかけにルーシーは施設に預けられることに。親子は離れ離れで暮らすことになります。</p>
<p>悲しいかな、子供は時に残酷なほどに正直ですね。<br />
また、少なからず、障がい者に対する誤解・偏見とはあるものです。<br />
日本と比べ障がい者に対して寛容な（というか考え方に違いがある）米国で<br />
あってもある程度はそういうことがあるということでしょう。</p>
<p>あぁやっぱりこうなっていくのね、と少し悲しい気持ちになる場面ではあります。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 What makes you think you have the ability to be a father? 】社会的なあるべき姿と理想。</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-257 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_5.webp" alt="" width="653" height="490" /></p>
<p>思わぬことから最愛のルーシーから引き離されてしまったサム。<br />
こんな時にも頼りになるのはやっぱり仲間です。ブラッドが電話帳から<br />
弁護士リタの所属する事務所を見つけてくれます。</p>
<p>リタは勝気で優秀な弁護士。その仕事っぷりたるや、同僚の男性弁護士もたじろぐほど。</p>
<h3>女弁護士リタ V.S. 検事ターナー</h3>
<p>成行きから引き受けることとなってしまい、渋々取り組みますが、サムの証人たちは障がい者が殆どです。<br />
児童福祉局側の検事であるターナーからの猛攻にボッコボコにされてしまいます。</p>
<p>サムや、外出恐怖症を克服して証言台に立ってくれたアニーたちを<br />
これでもかというほどネチネチ×８と口撃してきます。<br />
ホントにこのターナー氏、仕事とはいえ作中の数少ないヤな奴担当です(。-`ω-)</p>
<p>ヤな奴なんですけどね、映画の中で観るからそう見えるだけで、現実世界ではたぶん<br />
彼の立場を正とする方が多数派なんだと思います。</p>
<p>前に観た時より少しだけ大人になった今「子供にとっての幸せとは何か？」<br />
ちょっと考えちゃうシーンでした。<br />
そして、この物語の結末が「親子愛の完全勝利！」でないあたり、感慨深いです。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 I can go&#8230; at least another nine rounds. 】再結束、力強い再始動！</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-258 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_6-550x289.webp" alt="" width="719" height="378" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_6-550x289.webp 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_6.webp 647w" sizes="auto, (max-width: 719px) 100vw, 719px" /></p>
<p>ボコボコにされて意気消沈してしまうサム。<br />
「子どもを養育していく能力がない」との判断を下され、<br />
ルーシーはランディ・カーペンターの家に里子に出されしまいました。</p>
<h3>自虐的サム</h3>
<p>許された数少ない親子面会日であるルーシーの誕生日に里親の家に訪れようとしますが、<br />
結局はルーシーを顔を合わせることなく帰ってしまいます。</p>
<p>そして心を閉ざし、部屋からも出てこないサムは、審査もサボってしまい、<br />
さすがリタも激おこぷんぷんでサムの元に駆けつけますが、<br />
サムの自虐が止まりません。</p>
<p>「キミはいつも子供と入れていいよね」<br />
「僕はバカだから、ルーシーといることが出来ない」<br />
「賢いキミには僕の気持なんか…」</p>
<p>しかし、サムから見れば完璧に見えたリタも、息子との関係や、夫婦関係の欺瞞で疲弊する<br />
一人の女性でした。</p>
<h3>立ち直る二人</h3>
<p>「あなただけが苦しいわけじゃないのよ！私だって…」</p>
<p>当初は勝ち目の薄い裁判の弁護に乗り気でなかったリタも、サム達の深い愛情や友情に触れるにつれ、心を熱くしているところでした。そして今回のこの判決…</p>
<p>声を張り上げ取り乱すリタにサムは動揺しますが、次第に冷静さを取り戻し、<br />
さらに目に優しさ戻ります。<br />
柔らかくリタの肩を抱き、背をさするサム。<br />
やっぱりサムの素の姿はこれなんだな、と思えるシーンですね。とても素敵です。</p>
<p>これまでよりも深く分かり合い、立ち向かうことを決意する二人。</p>
<p>「まだよ。あと９ラウンドは行けるわ！」<br />
リタはそう口にするのでした。</p>
<p>まぁしかし、私の年が彼女に近づいたからか、このリタ、本当にキュート！<br />
また、不器用な障がい者のアップ状態やダウン状態を見事に演じ分けるショーン・ペンには本当に脱帽です。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 Any time you want to see him is fine&#8230; 】母親とは、父親とは…</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-259 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_7.jpg" alt="" width="650" height="432" /></p>
<p>とは言え、養育権で争い勝ち取ることは絶望的でした。<br />
そこで、リタは今よりも面会日を増やす要求をする方針へ展開します。</p>
<p>サムは再び里親の元へ行き、誕生日に顔を見せなかったことをルーシーに謝りました。</p>
<p>そして、里親ランディの近くに引っ越し、ピザ屋と犬の散歩のバイト始めます。<br />
このことを里親のランディは快く思いませんでしたが、喜ぶルーシーの顔にやめさせることを強く言えませんでした。</p>
<h3>ルーシーとサム、ランディの決意</h3>
<p>ルーシーは夜、部屋を抜け出しサムの元を訪れようになります。<br />
サムはその度に、いけないよと諭すように、ルーシーをランディの元に連れて行きます。<br />
毎夜毎夜繰り返し…（ここの表現がとてもコミカル♪）</p>
<p>ある晩、ランディはサムに教えられた通りルーシーの好物のマフィンを用意して、<br />
こっそり出て行こうとする彼女を待ち構えて、こう言います、<br />
「パパに会いたい気持ちはわかるし、遠ざけようとは思わないわ。<br />
ただ会いに行く時は私にも一言そう言って欲しいの」</p>
<p>ランディもルーシーに親として認められたい一方、<br />
ルーシーにとっての幸せについても深く考えていたのです。</p>
<p>しかし、ランディの想いはルーシーには伝わりません。<br />
黙ってマフィンだけ受け取ると、自分の部屋に戻ってしまいます。</p>
<p>そしてランディもある決意をするのでした…</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【 All you need is love. 】結末とその後。変わらないモノ。</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-261 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_9.jpg" alt="" width="679" height="452" /></p>
<p>裁判の前日、リタが息子のウィリーを連れてサムの新居に訪ねます。<br />
以前見た時よりずっと幸せそうな二人。サムも喜びます。</p>
<p>この裁判の一件を通して、サムの優しさに触れ、リタも変わりました。<br />
恩人とも言えるサムの大切な日の前に、彼女なりに気持ちの整理を<br />
しに来たのでしょう。<br />
いつもと通り明るく接してくれるサムに、リタは感謝の意を示します。</p>
<p>「救われたのは私の方よ。」</p>
<h3>リタの感謝</h3>
<p>サムと会う前、リタは母として、妻として、弁護士として、<br />
いくつものシガラミに振り回されていました。<br />
繕わなくては負けてしまうのに、上手く繕うほどに、<br />
惨めな思いをすることの悪循環…</p>
<p>しかし、本当に大切なことは、いくつもなかったんですね。</p>
<p>サムやルーシーを見ていて、きっと彼女は気付いたんだと思います。<br />
（決心したといった方が正しいかもですね）</p>
<p>必要以上の無理をやめ、本当に大事なものを選び取って<br />
前に進めたことをサムに知らせたかったんじゃないかと、私は思います。</p>
<h3>赤い人</h3>
<p>そして、里親のランディもまた、揺れ動く心をサムに吐露する一人。</p>
<p>ルーシーと暮らすことでその愛情も大きなものとなっていましたが、<br />
彼女は自分の願いだけではなく、本当にルーシーの幸せを願っていました。</p>
<p>サム達親子の揺るぎない愛情を目の当りにすることで、ルーシーには私よりもサムが<br />
必要なのではないかと<br />
「私はルーシーを世界一愛しているとは、とても言えない」とサムに告白します。</p>
<p>一方、サムはルーシーの描いた絵を指して<br />
「ルーシーの描いた絵の中の赤い人はね、君だよ。」<br />
と、彼女に教えます。<br />
ルーシーは君も愛している。必要としているんだよ、と。（マジ泣ける…）</p>
<p>ルーシーの幸せにとって必要なものを一番理解していたのは、やっぱりサムだったんですね。<br />
愛の本質を一番知っていたのも多分彼だったんだろうと思います。</p>
<p>サムは、自分が親として至らない事を知っていますし、<br />
ルーシーにはちゃんとした母親が必要なことも分かっています。<br />
自分はもちろん、ランディがどれほどルーシーを想っているかも分かっていて、<br />
愛とは相互関係の上に成り立つものであると心で理解しているんです。</p>
<p>ルーシーや、自分だけじゃなく、<br />
みんなが幸せじゃないと嬉しくないし、意味がない。</p>
<p>サムはいつでも、誰とでもサムらしくいられるのがとても素敵だと思いました。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">【まとめ】</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-248 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/03/IamSAM_8.jpg" alt="" width="674" height="450" /></p>
<p>レビューを書いてて思ったんですが、レビューの冒頭に“親子愛”とか言いながら、<br />
ルーシーについての感想があんまり無いですねー(≧▽≦)<br />
ダコタ・ファニング、可愛い！演技すげえぇ！とかはあるんですけど、<br />
親になった自分が本作を見るとやっぱり“親から”の愛について目が行っちゃいますね。</p>
<p>「子供にとっての幸せって何なんだろう…」</p>
<p>その悩みに寄り添ってくれるサポートがもっと社会に行き届くといいなと思います。</p>
<p>私自身も子供の幸せを守るために、自らを磨いていきたいです。</p>
<p>それでは、また次のレビューでお会いしましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【第１回】映画「ショーシャンクの空に」レビュー</title>
		<link>https://fumig2314-777.com/review_001</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fumi2314@hyahha]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 25 Feb 2021 09:00:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://fumig2314-777.com/?page_id=76</guid>

					<description><![CDATA[公開から３０年近く経った今でも色褪せない言わずと知れた名作ですので、ご存知の方も多いでしょう。 記念すべき第１回目は「ショーシャンクの空に」についてのレビューをお届けします。 日本での公開は１９９５年６月。（アメリカでは [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>公開から３０年近く経った今でも色褪せない言わずと知れた名作ですので、ご存知の方も多いでしょう。</p>
<p>記念すべき第１回目は「ショーシャンクの空に」についてのレビューをお届けします。</p>
<p>日本での公開は１９９５年６月。（アメリカでは１９９４年９月）<br />
ブルース・ウィリス主演の大人気シリーズ第三作「ダイ・ハード３」や、ナタリー・ポートマンのデビュー作の「レオン」の公開された年でもあり、個人的には、当時中学生だった私は、当時好きだった女の子を誘いジブリ映画の「耳をすませば」を観に行ってドキドキした思い出深い年だったりします。(´艸｀*)</p>
<p>スティーヴン・キング著書が原作であることや、出演者のネームバリューから一定の話題性はありましたが、第67回アカデミー賞で６部門受賞の「フォレスト・ガンプ」人気に押され興行収入においても成功と言えるほどのヒットにはなりませんでした。<br />
（っていうか、赤字だったそうです&#x1f4a6;）</p>
<p>ただ、良いものとは朽ちぬもの。まさにこの映画で語られる“希望”がそうであるように、いつか必ず世に認められる時が来るのです。</p>
<p>今まさに目標を見失いそうなしょぼくれリーマンの私が、数年ぶりに鑑賞し、レビューさせていただきます！</p>
<p>（ネタバレ込みですので、ご了承ください）</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue">【ショーシャンクの空に】基本情報</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-236 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_2.jpg" alt="" width="709" height="486" /></p>
<blockquote><p>〇タイトル<br />
『ショーシャンクの空に』（原題『The Shawshank Redemption』）</p>
<p>〇上映時間：143分</p>
<p>〇原作：有り<br />
『刑務所のリタ・ヘイワース』<br />
原題『Rita Hayworth and Shawshank Redemption』<br />
（スティーヴン・キング著「ゴールデン・ボーイ」中に収録）</p>
<p>〇公開日<br />
１９９５年６月公開（日本）<br />
１９９４年９月公開（アメリカ）</p>
<p>〇監督<br />
フランク・ダラボン</p>
<p>〇主な出演者<br />
ティム・ロビンス（アンディ 役）<br />
モーガン・フリーマン（レッド 役）<br />
ボブ・ガントン（ノートン刑務所長 役）<br />
クランシー・ブラウン（ハドリー主任刑務官 役）</p>
<p>〇その他の情報<br />
第67回 アカデミー賞 ７部門ノミネート</p></blockquote>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue">あらすじ</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-237 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_3.jpg" alt="" width="724" height="471" /></p>
<p>銀行の副頭取として手腕を振るっていたアンディ・デュフレーンは、ある日、妻とその不倫相手を射殺した罪で逮捕されてしまいます。</p>
<p>若く才能あるエリート銀行マンが妻殺しを犯したとなれば、話題騒然間違いなし。<br />
しかし、実際には犯行には及んでおらず“弁護士にハメられた”ともいえる判決の末で投獄されます。</p>
<p>獄中で囚人たちは、口々に“俺は無実さ！弁護士にハメられたンだ！”と言いますが、。<br />
皮肉なことに真面目なアンディこそが唯一本当に“ハメられた”受刑者として描かれるのがこのショーシャンクです。</p>
<p>同期の囚人たちとともにバスに揺られ、ショーシャンク刑務所に入所するアンディ。<br />
真面目にエリート街道を進んできたアンディにとっては縁のないはずだった世界。</p>
<p>入所から最初の２年間は、アンディにとってまさに地獄の日々でした。<br />
長身でウブな顔つき、エリート気質の雰囲気をまとうアンディは、一部の“オネエ”たちの恰好の餌食。追われては逃げる日々を繰り替えします。</p>
<p>一方、調達屋のレッドは入所当時から何となくアンディを気に入っており、執拗な嫌がらせに生傷の絶えないアンディを気に掛けていたのでした。</p>
<p>そんなある日、刑務所の屋根修繕をするための屋外作業の希望者の募集がありました。<br />
通常、屋外作業は希望者が多くメンバーにはなかなか入れませんが、ベテラン囚人のレッドは、モノで看守たちに取り入り、仲間たちとともにアンディもこの屋外作業メンバに招きます。</p>
<p>アンディは屋根修繕の作業中に相続税に悩む刑務主任たちの会話を耳にします。<br />
元銀行員のアンディはひと悶着ありながらも、刑務主任に助言をすることで、相続税の支払いを大幅に軽減させられることを説明しました。</p>
<p>結果、刑務主任に恩を売ったアンディは、屋根修繕を終えたらレッド達に冷えたビールを飲ませてやることを確約。<br />
これを機に調達屋レッドや囚人仲間たちとの交流が本格的に始まるのでした。</p>
<p>屋根修繕の一件以降、アンディは、看守達たちの税金対策や家庭の費用捻出など、所謂「お金の相談」の相談役になります。<br />
アンディが最初に手に入れるお金の相談役としての立場は、後々、ノートン所長との信頼を得るに至り、大逆転劇を演出する重要なキーになります。</p>
<p>また、ブルックスととも（ノートン所長の奸計もあるが）に図書係として働き、州議会に根気強く掛け合い、倉庫然としていた刑務所の図書館を改革していく様子や、若い新入り囚人トミーに高卒資格のための手助けをする様子は、アンディの性格や人柄を説明するだけでなく、刑務所内でも外と変わらぬ普通の人がいて、心があって、日常があることを演出しています。</p>
<p>中盤の平穏なシーンも衝撃の終盤を演出するためのひと休みといったところでしょうか。<br />
それでも、老いぼれ図書館係ブルックスの出所後の訃報や、みんなに可愛がられていたトミーが所長らの都合で殺される場面は、キング作品の苦み渋みが演出されていますね。</p>
<p>トミーの死はクライマックスに向けての転換点になりますが、<br />
が殺された理由は、たった一つ「ノートン所長にとって都合の悪い情報を握っていた」から。</p>
<p>トミーが以前いた刑務所で相部屋だったエルモ・ブラッチという男の話が、アンディの冤罪事件の真犯人である可能性があったからです。</p>
<p>そしてトミーの死はアンディの脱獄計画を加速させる一因ともなります。<br />
（勿論、準備も整っていたのでしょうけど）</p>
<p>ノートン所長がアンディを服従させるための長期間の懲罰房行きの後、明らかに様子のおかしいアンディに、レッドは心配します。</p>
<p>アンディはレッドに言います「必死に生きるか、必死に死ぬか」だ、と。<br />
（原文的には「生きることに気を遣うか、死ぬことに気を遣うか」というニュアンスらしい）</p>
<p>ある嵐の晩、いつも通りノートンの不正経理を手伝った後、アンディは脱獄計画を実行に移し、まんまと逃げおおせるのです。</p>
<p>今まで不正経理で使っていた架空の人物“スティーブンス”になりすまし、各銀行で多額の着服金を引き出します。</p>
<p>同時にショーシャンク刑務所の刑務所長の不正事実の明らかにする告発文を新聞社に送り、自分は予てより安住の地と決めていた「ジワタネホ」へと向かうのでした。</p>
<p>当然、ノートン所長は破滅の道を辿り、逃げ場を失った彼は拳銃自殺。悪政の片棒を担いでいたハドリー刑務主任もお縄となりました。</p>
<p>過ごしやすくなったはずの刑務所内ですが、一方のレッドもアンディの脱獄以降、すっかり元気ありませんでした。<br />
ようやくの出所となったのちも、社会に馴染めず過去のブルックスの最後が頭をよぎります。</p>
<p>しかし、アンディが脱獄前に残した言葉を思い出し、言われた場所に向かい彼からのメッセージを受け取ります。</p>
<p>アンディのメッセージに従いメキシコに向かうレッドの胸はきっと希望でいっぱいだったことでしょう。</p>
<p>青い太平洋“記憶のない海”の波打ち際、<br />
二人の男が再開の喜びを分かち合うシーンを遠目に見ながら、映画の幕は下ります。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">キャストについて</h2>
<h3>ティム・ロビンス（アンディ役）</h3>
<p>彼もまた役作り熱心な俳優であるようで、檻の中の動物を観察したり、刑務所を訪れて看守や囚人たちと話をしたりとかなりの研究を重ねて撮影に臨んだようです。</p>
<p>ちなみに原作では小柄な男として描かれるのに対し、ティム・ロビンスは190㎝超の大柄な俳優です。<br />
作中では長身であることを強調するセリフが織り込まれていたりします。<br />
半面、顔つきの童顔さは序盤、刑務所内での彼の今後をいい意味で心配させるのに、ひと役買っていると感じますね。</p>
<p>作中、アンディの入所から脱獄までの年月は約１９年。長い時間の経過を年齢別に上手く演じているのも印象的です。</p>
<h3>モーガン・フリーマン（レッド役）</h3>
<p>少し調べてみたところによると、彼は何かを演じるに際して、台本を読む以上の役作りのための下調べはしないのだそうですね。現存する、もしくは最近まで存命だった人物を演じる時でも、どんな人物だったかを知る以上のことはあえてしない。調べすぎて、影響を受けることが間違った真似事につながることを嫌ったようです。</p>
<p>レッドは当然架空の人物ではありますが、彼の演じるレッドはフリーマン自身の解釈によるものなのかもしれません。</p>
<p>本作はレッドの視点で語られる場面が大半ですが、獄中の先達としての落ち着きと説得力は、作品に安定感を与えていると感じます。</p>
<p>また、彼の投獄に至るエピソードは映画の中ではあまり触れていませんが、彼の犯した罪について原作では描かれています。ぜひ探してみてください。</p>
<p>おまけ的に…、フリーマンの息子であるアルフォンソ・フリーマンが出演しているシーンもあるので探してみてください。</p>
<h3>その他のエピソード</h3>
<h4><span class="marker marker-under">候補に挙がっていたキャスト</span></h4>
<p>当初、メインキャストの二人については候補が色々挙がっていたらしく、<br />
アンディ役にはトム・ハンクス、トム・クルーズ、ケビン・コスナーにオファーがあったと言われています。<br />
ブラッド・ピットにも出演の話があったようで、ピット本人も脚本を気に入り出演を熱望したようですが、スケジュールの関係で流れたということです。</p>
<p>出演者で作品の質が決まるわけではないですが、名前を聞くと別のキャストでも観てみたかったなー、なんて思いますよね。</p>
<h4><span class="marker marker-under">マンデラとフリーマン</span></h4>
<p>南アフリカ共和国において、反アパルトヘイト運動で国家反逆罪として27年もの間投獄されていたネルソン・マンデラ元大統領も、本作のファンなのだとか。確かにフィクションとはいえ、他人事とは思えないでしょうね…</p>
<p>フリーマンが映画「インビクタス &lt;負けざる者たち&gt;」においてマンデラ役として出演しているのも興味深いです。（何か縁があったのかは未確認です）</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">作品についてのエピソード</h2>
<p>今でこそ多くの映画ファンから愛され傑作として名高い「ショーシャンク」ですが、公開当初はそれほど話題にはなりませんでした。<br />
興行収入は全米で1600万ドルであり、制作費も回収できなかったそうです。</p>
<p>また公開された1994年は「フォレスト・ガンプ/一期一会<b></b>」や「ライオン・キング」などの話題作が多かったことや、映画の内容として、当時人気の主流だった派手なアクションがないこと、目を引く女優の出演がないことなども観客動員に伸び悩んだ原因でした。</p>
<p>しかし、その後口コミで次第に人気が高まり、特にCNN創業者で❝メディア王❞とも呼ばれるテッド・ターナー氏がライセンスを買い取り、高頻度で放送を繰り返した後は知名度が爆発的に伸び、現在の世界的知名度につながった、と言われています。</p>
<p>映画は、宣伝が動員数を大きく左右することが多々あります。<br />
「ショーシャンク」もある意味救われた作品なのかもしれないですね。</p>
<h2 class="blank-box sticky st-blue">原作との違い</h2>
<p>これまでも何度か述べたように、本作はスティーヴン・キングの小説「ゴールデンボーイ&lt;恐怖の四季－春夏編&gt;」に収められている『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作としています。<br />
大筋の流れは原作に忠実ですが、比べてみると細かい点で結構違いがあります。</p>
<p>調べてみるのも面白いですよ！</p>
<h2 class="secondary-box blank-box sticky st-blue">【最後に】</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-242 aligncenter" src="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_8-550x308.webp" alt="" width="719" height="403" srcset="https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_8-550x308.webp 550w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_8-120x68.webp 120w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_8-160x90.webp 160w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_8-320x180.webp 320w, https://fumig2314-777.com/wp-content/uploads/2021/02/Shawshank_8.webp 608w" sizes="auto, (max-width: 719px) 100vw, 719px" /></p>
<p>おそらく１０年ぶりぐらいの視聴でしたが、良い映画はやはり良いですね。<br />
良いだけではなく、教訓を含む内容はその時の年齢やタイミングで見え方が違い、得られるものが変わってきます。</p>
<p>アンディの刑務所内での課題に取り組む姿勢は、社会での出世する人そのもので、取り巻きの囚人たちが所謂❝その他大勢❞で、「あー、自分はまだこっち側かなぁ、アンディすげぇなー」なんて思ったり。</p>
<p>また、救いや幸福感とは相互の関わりの中にこそあるのだと思いました。<br />
誰かを思うからこそ、自らも救われ、頑張る力になる。<br />
私は幸せになる、そして私を思ってくれる誰かにも幸せになってほしい。<br />
心からそう思えた此度の「ショーシャンクの空に」でした。</p>
<p>いつも胸に“希望”を。<br />
一歩ずつ前に進んで行きましょう！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
